林メカトロ工作支援室
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お助け工具・治具
【万能工作台】
使い方

使い方その@  アルミ板の切断
使い方そのA  アルミ板の簡易折り曲げ
使い方そのB  ハンダ付けの作業台
使い方そのC  直角ケガキ台
使い方そのD  スリットベロ・ベロ溝加工
使い方そのE  ドリル作業のあて板ポンチ作業
使い方そのF  糸鋸・自在糸鋸・ヤスリ作業
使い方そのG  箱入りサンダー娘と組んで電動丸鋸盤3種
           正確な円盤切削  モードU
使い道そのH   簡易ボール盤モード
使い道そのI  ドリルチャックと組んでタップ・ダイス作業 2005.7.11
使い道そのJ  ドリルチャックと組んでスプリング製造器 2005.7.12
使い道そのK  円盤&ラダーチェーンスプロケット歯車を作る
使い道そのL  平行移動 X軸・Y軸        2005.7.21
使い道その   双頭チャックと組んで横型ボール盤
使い道その    双頭チャックと組んで丸棒のセンターホール作業
使い道その 

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お助け工具・治具
【万能工作台】
(仮称)

 色々と工具・道具を作ってまいりましたが、メカトロ工作で本当に最初に欲しい物は何かと考えまして、それは【万能工作台】(仮称)である・・・という結論に達しました。木工の世界ではすでに日曜大工センター等で売られていますが、メカトロではあまり木材の加工とかはおこないませんので使えません。(使っても良いけど場所をとる)

 金工ですとやはり代表は「万力」でしょうか、あと「定盤」あたりですがメカトロにはちょっとそぐわないと思います。(万力はそこそこ使いますが)そこでわが林メカトロ工作支援室が電気ドリル一丁で作れる工作台を発表します。

 全国にあるホームセンターや日曜大工センターの「地震対策コーナー」で売られている金具です。沢山の種類がありますが、その中で「平鉄状」の板2枚とアングルピースのような(そのものだけど) L金具を4個購入します。平鉄とアングル買って切って使っても良いですがそんなに使いませんし全部で 500円ぐらいですから。

 この平板は機械でズドンと切っている為、縁が鋭い部分と丸みをおびている部分があります。アルミ板等をサンドイッチにしますので「内・内」は鋭い部分が向き合うように合わせます。写真では分かりませんがマジックで表とか裏とか書きました。

 まず裏板になる平板の両端に L金具をビス止めします。ビスの頭が出ているとマズイので皿ビス加工にします。この地震対策用の鉄板は少し鋼が入っていますので切削油(556でも無いよりまし)を使って慎重に穴あけ等をする必要があります。

 

 次に別の L金具を直角(と、言えるかな?)に取り付けます。ここはボルトの頭等出っ張っていてもOKです。

 

 次にもう一枚の平板を取り付けます。この板は加工するアルミ板等を押さえつける役目をしますのでボルトと蝶ナットでゆるめたり締めたりします。当然上部の縁が揃っていないとマズイので、両端に整合用のボルトを合わせピン(平行ピン)替わりに取り付けます。やたら長いボルトを使っていますが10ミリ厚のベニヤ板もサンドイッチ出来るようにです。
2005.6.9