林メカトロ工作支援室
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糸鋸・自在糸鋸・ヤスリ作業といっても、万能工作台に板を(金属でもプラスチック系でも)挟めて自在に切ったり削ったりというだけのことですので、ここでは「ボリューム」や「スイッチ」で完全な円ではなく「切り欠き」がある取り付け穴とか7セグメントの長四角(ハンドニブラでは出来ないような)の穴あけをやります。 |
万能工作台のエッジ部分は摩耗が激しいのであて板をトタンで作りました。
それからこれは「縦切り」のときのガイドです。
(スチールスケールで作っています)
平鉄に基本となる穴をあけておきます。
(治具っぽく複数あけてみた)
アルミ板に目的の穴より小さめのあなをあけ、先ほどの平鉄の穴を合わせて万能工作台に固定します。この時削らない部分をエッジの中に沈み込ませます。後は適当なヤスリでアルミ板を削っていきます。鉄の方が硬いのでアルミの方がさきに削れます。 |
出来上がり。
(わかりやすいように削らない部分を広くしています)
次は角穴です。マスキングテープを貼り、寸法線を書き入れて、
中程に適当な穴をあけます。
万能工作台にセットし、自在ソーを入れて切っていきます。この時前に作ったお助け治具のスケールが作業を簡単にしてくれます。 |
万能工作台のスリ板モードで仕上げます。
完成。
光の加減で変に見えますが、チャンと直角・直線は出ています。こんなの「ハンドニブラ」でも出来ますが、アルミ以外の材料だったらこの方法が簡単です。工夫すればこのような平板でなくても加工可能かと思います。 |
終わり。
2005.6.21