林メカトロ工作支援室 戻る。 @へ Aへ Cへ このページはBです。 その辺の物で作る工作機械 【リンク式手動ノコギリ盤2】 |
手動ノコギリ盤の3台目です。完璧アイデア倒れでした、ひねくり回すとろくな事がないよい例です。しかし多少得るところがありましたので、恥を忍んでUPします。 |
まずはこれです。直径22ミリと12ミリのラミン丸棒で取っ手を作りました。勿論ど真ん中に2.5ミリの穴があいてます。技術の確立により「旋盤」を使わなくても(旋盤作業より簡単です)アッという間に作れるようになりました。「ダン床」に差し込んでラッカー塗装を乾かしています。(ダン床便利ー) |
次はこれです。リンクロットですが普通は上のような「ロットエンド」を使います。今回の装置にはちょっと大げさなのでただの平鉄で作りました。最初は長方形だったのですがカッコイイ形にしたくて中間を細身にしようと削り始めたら「これが大変」、もうやってられません。(仕上がりも不細工だし、全く私は腕が悪い) 7月頃「XYテーブル付き」の半自動切削マシンを作りますのでお待ち下さい、鍵屋さんのコピー切削機にちょっと似たような形になります。大昔一度作ったことがありますので大丈夫です。「なんで今すぐ作んねーんだ」とお思いでしょうが、当時は工作機械バリバリ環境だったモンで。 |
えーはずかしの全部品です。ペンキがなくなっちゃったので錆止め塗装だけです。見にくくてすみません、右は一部組み立てたところです。操縦桿(フラップとか)に似ているような気がして(映画とかで見ただけですけど)気に入っています。敷島博士(鉄人28号)の研究室にもこんなレバーがいっぱいあったような気がします。 |
最初に作った弾み車式が70点ぐらいだとすると、2番目は50点ぐらい、3番目は5点ぐらいでしょうか、(自己批評)2番目の50点はリンクの寸法を最適化すればかなりよくなると思います。コンパクトに作れそうだし。 |
最後にこれ、弾み車式に木工ノコ刃を取り付けて12ミリのラミン丸棒を縦と横(この切り方が出来るだけでも得点高い)に切断してみたのですが「正直驚きました」、ツルッツルで嘘みたいに切り口がなめらかです。リンク式は手(腕)でノコ刃を押しつけて切りますが、弾み車式はスプリングで押さえつけてます。(軽く)「自重」だったらもっとよいかもしれません、木工工作が面白くなってきそう。 (勿論弾み車は保育園児でもまわせます) |
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