林ホビー工作研究室
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【折り曲げの部】 |
● 工作ベース300を折り曲げに使ってみる。
● 空き缶の湾曲修正器。
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【空き缶の湾曲修正器】
(イングリッシュホイールの原理使用?かな) |
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切り取ったビールのロング缶を作業中。
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コーヒーやビールの空き缶から、ちょっとした小物部品を作るとき、ただ切り開いただけだと当然丸まっています。それを平らにしようとするとなかなかきれいに展開できません、そこで2本のローラーの間を通して「まっ平ら」にする装置を作ってみます。
前に3本ローラーで作りましたが失敗でした、(ローラーが密着していなかったので手で押し引きする必要があった)まだ試作の段階なので前の奴をばらして作り直します(結果的には新しく作ったほうが早かった) |
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これは前に作ったやつです。並行するローラー2本を同時に進行方向に向かって回るようにして、あとの1本を上から押さえつける(駆動系はなし、というか組み込めなかった)という仕掛けでした、スリップしてあまりうまく出来ませんでした。
今回は上下のローラーを互いに逆回転させて板を「のみこませ」、イングリッシュホイール作業のように板を上下させ、修正していこう(この場合は平らに)・・・という作戦です。 |
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まず1本目はそのままです。3本ローラーの時の穴を利用しています。2本のローラーを垂直に配置したかったのですが、面倒なのでそのまま使いました。でもこれが思わぬ効果に(その辺は最後に) |
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逆回転させる仕掛けをいろいろ考えたんですが、どれもこれも作るの面倒くさい方法しか思いつきません、この装置がうまくいくかどうかも分からないのに手間暇かけるの嫌なので簡単に「ロープ車のたすき掛け」にすることにしました。ホールソーを使ってベニヤ板から円盤を作りました。 |
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ここまで作って重大なミス発見、スプロケットやハンドル、ロープ車とシャフトを連結するのに「簡単にナットを使ってしまった」のです。当然ちょっと力を加えると緩んでしまいます。今回の方法はかなりの抵抗が発生します(前のは送るだけだった)そこであちこちシャフトの横原に穴をあけ、タップ作業をしたんですが、組み込んだまま作業をしたせいか「キリサキとタップを折りまくり」。 |
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糸は荷造り用のとても丈夫な物を使いました。早く実験したくてかなりいい加減なバッテン掛けです。この太い糸しかなかったのでロープ車は幅40ミリも必要になってしまいました。そのうちもっとすっきりした仕掛けにしたいです。 |
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そんでもってロング缶、(コーヒー缶がなかった)一発でこの状態に、例の3ヵ所の穴を流用した件ですが、「ノミ口」がかなり下から挿入する格好になります。それが湾曲を修正するのに丁度良いあんばいになることがわかりました。もしローラーを垂直にしていたら、上のローラーを押し下げるノブにぶつかってやりづらかったかもしれません(設計の段階で治せるけど)。
あちこち修正を加えればかなり使いやすい物になると思います(頑丈に作ればノシイカ製造機になるやも)(^^)/
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