足を使って「人間フライス盤」になったつもり・・・とは   戻る。

こういう作業をする機械は「平面切削盤」と言うそうです。
さくらいS様感謝 !!。 2002/5/8 


 サンダーで(ベビーサンダーです。ハンディ・ディスクグラインダーとも言います)平鉄(フラットバー)の縁を斜めに切削するとき、手先のみで削っているとデコボコになりやすいです。そのようなとき、サンダーを両手でしっかり保持してへそのあたりに堅持し、足腰のみで左右に移動させると、かなり正確な斜面に削りあげる事が出来ます。

 この場合、加工物は「万力」等に固定しておく事が望ましいです。前にやりました「台付き万力」がおすすめです。勿論工作台があれば言うこと無しですが。

 前ページでは、4枚に切り出し・・・と 書きましたが、実際のところ切削する2枚は切り落とさずにしておいた方が作業がしやすいです。  


このように半分切り込みを入れた状態で作業した方がやりやすいです。


 
このように左半分が終わったら、くわえなおして右半分を仕上げます。



その後、切り離します。



仕上げはこのようにサンダーを上向きに万力に固定して削ります。
逆に下向きにセットするのも一つの「手」です。色々試して自分のスタイルを
見つけてください、それが「ワザ」かも。

 この「斜め切削」は以外と簡単で、2枚削るのに5分とかかりません、問題は「エッジ」の部分を絶対削りすぎないことです。

 ひょっとしたら別の工作機械と勘違いしているかもしれないのですが、私にとって「フライス盤」とは巨大な工作機械で、ベッド(機械の)の表面を精密に平行に削る物、それも5メートルとか10メートルの長さです。「カンナ台」とか「カミソリ」とか言われているようですが、やっぱりちがうかなぁ。
 「真っ平ら」に削る・・・「フライス盤」・・・人力でやる・・・「人間フライス盤」 と、連想しただけです。(買えないヒガミです)


 すこし前にニュースで見たことがある「原潜」の巨大なスクリューを削る機械・・・「たもちん」さんの「3枚プロペラ」とダブっています。


せっかくですので、「台付き万力」の別な使い方をご紹介します。



サンダーに切断砥石を取り付け、「台付き万力」に縦に挟み止めます。
直接ではなく「軍手」を挟んでいます。
ベニヤ板等で簡単な「受け」を取り付けます。



今回使用の6ミリの平鉄を切ってます。
スパスパ切れます。


 これはもう「高速切断機」です。しかも写真でお分かりのように素材を「手」で保持しています。市販の切断機と違うところは「切断方法」です。つまり木材を切る「電動丸鋸盤」と同じ切り方です。その為切断力が手の方に伝わらず、「受け台」にいきますので安全です。でも必ず「軍手か皮手」「防塵眼鏡」は必ずかけてください。< >



ついでにもう一つ、「なんだこりゃの速度制御」です。


 今回の工具は1分間に12000回転もしています。非常に「ヤカマシイ」し、「危険」です。スピードコントローラーで速度を落としたいところですが、大抵300W以上ありまして、市販の安いコントローラーではすぐに焼けてしまいます。私は過去6台焼きました。

 そこで昔の「半田こて熱くなりすぎ防止回路」(模型とラジオに載っていた)モドキです。 



サンダーに「多羽根ディスク」を取り付けて「グラインダー」にしています。
普通の「双頭グラインダー」よりよっぽど使いやすいです。
このまま回すとヤカマシイし、ちょっと怖い(ケガの可能性が高くなる)
ので、そこら辺にある物を使って速度を落としてみましょう。 


 後ろの色付き電球は1個100Wです。(別に電球でなくても良いのですが、必ず「抵抗負荷」にして下さい)電球同士は並列接続、負荷(サンダー)用のコンセントは電球からの直列接続です。つまりサンダーには電球を通ってから電力が供給されます。1個よりは2個、2個よりは3個投入されれば早く回ります。(その分電球は暗くなる) 

 「風の谷のガンシップ」のように「赤玉ひとーつ」とか「赤玉ふたーつ」・・・とかやります。ひねって、あのエンジンはナゾだぁー。


 この「カラー電球」は、昔「カラオケ」にカンペキにはまっていたとき、当家の舞台を照らしていました。今は「親会社の接待」もなく、むなしく朽ち果てる寸前に最後のご奉公で復活しました。



 このページは、2002年5月4日と6日の 「うだうだ日記」 に掲載されましたことを感謝致しまして掲載致しました。成松様有難うございます。




2002.5.7記


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「ふふっ」 って 実はバッテリー3個か4個(車の)を使った方が静かで
安定しているんですよ、ほんとはこっちがおすすめ !! 。(48V直流がバッチリ)


まだ謎があったりして。