林メカトロ工作支援室
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P 【手回し回転系工作色々】
2006.1.26

 昨日完成した「如意金箍棒」にハンドルを付けて、一番簡単な使い方として「手回し工作」をします。工作ベース300に取り付けていますが勿論「万力」でも可です。
  
 空回りしないように「キー」がわりの溝をシャフトの反対側に作ります。ハンドルアームですが角パイプで作ってみました。「早回しと大回し」が出来るようになっています。
 空回りしないように「キー」がわりの溝をシャフトの反対側に作ります。ハンドルアームですが角パイプで作ってみました。「早回しと大回し」が出来るようになっています。
 木の実の穴あけ
 三爪キリを取り付けました。ドングリとか木ネジの下穴あけに使います。小学校低学年生にも使わせられると思います。
 木材穴あけ
 木材用のキリサキが見つからないので替わりに鉄工用キリを取り付けていますが、3ミリの木工用キリサキを付けると抜群の性能を発揮します。(勿論他の径でも同じです)
 タッピング作業(タップ立て)
 前にもやりましたが今回はチャック付きですから色々な太さに対応出来ます。軸足がしっかりしているので折れにくくこれ又抜群の使用感です。
 同じく口径の大きなタップ立て作業です。
 証拠写真
 6*1.0ミリのタップです。相手は6ミリの鉄板です。このぐらいの太さになるとタップ立ては非常に難しくなりますが、この手回しを使うと楽々作業が出来ます。ハンドルは勿論「大回し」を使います。
 ダイス作業
 丸棒の端の方にネジを切ります。これ又軸足がしっかりしているので楽々作業が出来ます。このあいだの案内付きダイスならもっと楽に作業が行えます。

 ネジを切ったあとに「蝶ナット」を入れてみました。
 コイルスプリング製造
 前にもやりましたが、これ又チャックに丸棒をくわえる式なので、太さ自由自在です。
 10ミリの丸棒で作ってみました。仕上がり径16ミリになりました。巻き始めの止めは三爪チャックの隙間にピアノ線を挟み込んでスタートですので簡単です。

 バリ取り
 アルミ板にあけた穴のバリをとる一つの方法です。皿もみ用のキリを使っています。
 この他「コイルの巻き線機」なんて如何でしょう、なんか通販のカタログみたいになってしまいましたが違います。ご自身でお作り下さい、次は動力付けて(と、いってもタダの電気ドリル)回転研磨系・回転切断系・回転切削系・・・と、つづく予定です。(如意棒に変化の術を合わせたら怖い物無し?、なんかテレビの西遊記に毒されているヤモ、私は感化されやすいのだ)