2011.4.3 ちょっとお待ちください。
【どこでも角穴あけとか打ち抜き機】
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【どこでも角穴あけとか打ち抜き機】
組み立て説明
| (ホビーお好み板金機、関連です)。 「どこでも角穴あけとか打ち抜き機」とは、工作用紙やボール紙・薄い金属板の好きなところに(平板に限る)溝や角穴をあけられる創作工具です。溝の幅は 0.8ミリと 2.0ミリです。メーターやモーターのフランジのような大穴もあけられます。平板へ「いきなり」の穴あけです。 打ち抜きは、上にある「刃」と下の「受け」が重要です。大げさに言うと「ミクロン単位」であっていないときれいに打ち抜けません、少しでも離れていると「バリ」になりますし、当たると刃が損傷します。 私はこれを「案内板」を使うことで解決しました。「タガネを案内板でスリットに導いてやる」のです。その時タガネを案内板に押し付けるのは「指」でやります。 ここで一つ心配な事があります。「タガネが折れないか?」という心配です。工作機械に「メタルバンドソー」というのがあります。このバンドソーのブレード(ノコ刃)は、使っているうちに切れてしまいます(大抵溶接部分、98パーセントぐらい)今までは捨ててしまいましたがこのノコ刃、なかなか強靭で「しなやか」です。わざと折ろうとすると曲がってしまいます(ある程度のところまで)。 という訳で「手作業」にはうってつけです。似たような物で金切りノコの刃があります。こちらは注意して下さい、こいつは折れます。安全の為必ずメガネと手袋をして下さい。 中心になる「スリット台」は、ホビーお好み板金機の「強力M台」の研磨面を使用します。本体の組み立ては、この下にある「開発秘話」をご参照ください、ここでは一番重要な部分の組み立て方をご説明します。 ![]() 一番上が本体、左が強力M台の方割れです。あと半分は本体にとりついています。Aはスイングガイド板、Bがそれを支えるアングルピース、Cは「ツラ」を合わせるための定規です。 一番重要な案内板の取り付けと調整方法。 ![]() まずアングルピースを取り付け、スイングガイド板(案内板の事)も取り付けます。この 4本のポルトはまだ締めつけません。 ![]() 定規板を強力M台に取り付けます。そしてその定規に案内板を押しつけます(この板はスイングします)クランプを使っていますが、大げさに強調しているだけです。手で押さえているだけで十分です。そのまま 4本のポルトをしっかり締めつけます。これで上下の面のツラが合いました。 ![]() その後定規板を取り外し、スリットの準備をします。今回は 0.8ミリ幅のタガネです。ユルユルにするために紙を一緒に挟みます。折り返して 2枚にしてみました。紙はカレンダーの物です。 ![]() 締めつけてタガネを入れてみたところ、スルスルと丁度良いあんばいでした、早速ボール紙を抜いてみました。 ![]() なかなかの切れ味です。 ![]() ボール紙や工作用紙ばっかりやってると、疑われそうなので、 0.5ミリのアルミ板を抜いてみました。 ![]() こんな具合に 200ミリでも悠々入ります。右は抜取った跡です。とてもきれいです。 ![]() 次は 1ミリのアルミ板を抜いてみました。叩く回数が少し増えるだけです。コンコンで抜けてしまいます。 ![]() ある程度作業したら、「カス取り」します。今回使ったタガネの先端は「ヘの字」ですので、こんな具合に隙間に入っています。 ![]() これで完成しました。これさえあれば工作の幅がグンと広がると思います。 今回のタガネは「メタルバンドソー」のブレードの切れた奴です。一杯あるもんで使ってみました。なかなか強靭です。適度な粘りもありまして、金ノコの刃みたいに「パキッ」と折れたりしないので安全です。厚さは刃のアサリをとりますと 0.8ミリです。 打ち抜く場合、一回ごとに打ち抜いてしまう方法と、スライドボリュウムの長穴のように一直線に連続して打ち抜く方法とあります。いずれも直線に限ります。円弧には打ち抜けません、円の場合は一回ごと角度を変える必要があります。その場合ヤスリ仕上げが必要の場合があります。 アングルの秘密。 ![]() これは 5×40×40アングルりの、一部切り取ったものです。建材用アングルです。「日本工業規格」という本によりますと、黒矢印の部分と赤矢印の部分では「肉厚」が違います。ちょっと見・同じ厚さに見えますが違います。 ついうっかりしてこの部分を使ってしまいました。そのため「強力M台」との面の競合に失敗してしまいました(職人仲間で言うところの「ツラがあわねぇ」というやつです)(笑)。 開発秘話みたいな。 2011.3.26 ![]() 上の方は「ホビーお好み板金機」に元々付いている「強力M台と部品」です。フラットバー3本とその下は、今日思いついた新型の「どこでも角穴とか打ち抜き機」の部品群です。 ここから下は、組み立て説明を兼ねているので、ちょっとしつこいです(笑)。 ![]() まず「強力M台」のネジが切れている方のアングルの上に、このフラットバーをのせ、 2ヶ所ボルト締めします。取り付け位置はとりあえず真ん中にしました。ここはどの位置でもかまいません、加工する場所により左右に振ります。 ![]() フラットバーの両隅にスペーサー(とりあえず角パイプで作りました)をのせます。高さ調節です。 ![]() その上にあんまり穴のあいていないフラットバーをのせます。この上に加工材がのります。 ![]() 左右に平ワッシャを 2枚重ねておきます(2ミリになる)これは材料が入る隙間を確保するためです。金属板はせいぜいアルミの厚さ 1ミリ程度ですからこれで十分です。ボール紙の厚い奴等を抜く時にはそれに合わせれば良いでしょう。 ![]() その上に、材料押さえ板になるフラットバーをのせます。あいている穴はネジが切ってあります。この穴にボルトを入れて、材料を押さえる訳です。 ![]() 左右を長いボルトで締めつけます。 ![]() 横から見ています。上の方に見える隙間に、加工する板が入ります。 ここから下は改良しました。説明トップです。 2011.3.26 ![]() その上に「ガイドアングル」をのせます。ボルトで取り付けますが、この時点ではまだ締めつけません。 ![]() ガイドアングルの中の切り込みが入っている部分に、材料を固定するボルトを入れます。3本入ります。このポルトはガイドアングルと共に移動させます。 ![]() 作業するときはこの向きで使用します。下の「強力M台」(半分)の面と、ガイドアングル面が、正面を向いています。 ![]() ガイドアングルの面と、下のM台の面の「ツラ」を合わせてボルトを締めます。 ![]() 2ミリのスリット(タガネの厚さが 2ミリだから)を作ります。今回はちゃんと紙一枚分広くなるように作りました。これで準備完了です。 ![]() 早速その辺にあったボール紙に溝を切ってみます。例によって金属板なんかにやたらに溝切りなんかしたらもったいないので。 ![]() 動かないように黒矢印のポルトで軽く押さえます。今回はスリットをきちんとしたので、とてもきれいな溝になりました。 ![]() アングルの裏面なんか使った為に不都合が出てきました。案内板を作りなおします。私が使う分にはどうってことないんですが、商品としてはチトまずいです。 厚さ 2ミリのタガネ(差し金で作った)(笑)の例でした、もっと厚みの薄いタガネ、たとえば金切りノコの刃で作れば、0.8ミリの溝になります。もう角穴だろうが溝だろうがベロ溝だろうが自由自在です。櫛型も簡単です。曲げ加工で、かなり難しい「切り起こし」の下準備だって「レーザー切断機」が無くても加工可能です。 金切りノコの刃使用注意 (折れて飛び散る場合があります)。 昨日。 ![]() ホビーお好み板金機についている「強力M台」の、ネジが切ってある方に(左黒矢印)穴あき角パイプを取り付けます。 ![]() 止める位置は色々ありますが、とりあえず真ん中辺にします。この位置は加工する場所によって変えれば良いわけです(なんかL型レンチが棒みたいになってしまいました)。 ![]() 次に「タガネ案内板」を止めるためのアングルピースを止めるためのポルトを取り付けます。赤矢印にはナットが入っています。アングルピースは位置を変えられるように切り込みが入っていますので、平ワッシャを使います。 ![]() 黒矢印は材料を固定するためのポルトです。材料を置いた場所によって、最適な位置にします。適当に作り始めたので、穴の位置がきれいにそろっていません、赤矢印はアングルピースの取り付け風景です。この時点ではまだ締めつけません。 ![]() さてここからが肝心です。Aはネジの切ってある方のアングル、Bは馬鹿穴の方のアングルです。このアングルをわざと寸法の合わない向きに取り付けています。赤矢印のように、ネジの切ってあるアングル面と、案内板の面が「ピッタリ」合うようにするためです(この二つの面を合わせるのがミソです)。 二つの面の調整が終わりましたら、この馬鹿穴の方のアングルは取り外します。このアングルは定規のかわりに使っただけです。 ![]() 左写真赤矢印のボルトを締める時、案内板の面と下のアングル面が一直線になるようにして固定します。その後、スペーサーを間に入れて、この馬鹿穴の方のアングルを取り付けます。紙も一緒に挟んで、わずかにスリットの幅を広げます。準備終わり(右写真赤矢印はスペーサー、青矢印方面から止めます)。 ![]() このように赤矢印のタガネがスリットにスルスル入るようにします。板を入れ、(例によって工作用紙です)右写真黒矢印のポルトで動かないように板を固定します(二つ矢印)。 ![]() あとはタガネを案内板にあてがって打撃するだけです。片方の手でタガネの腹を案内版に押しつけながら、コンコンとやるだけです。右写真奇麗な溝が抜けました。 ![]() 続けれはこのように長溝になります。なんとなく汚いのは、スリットの幅が合ってないからです(急いでるもんでピッタリのスリットになっていない、手抜き)(笑)。 ![]() ちょっと大きい板(工作用紙ですけど)を入れて適当なところを抜いてみました。この後健康診断に行かなければならないので今日はお終いです(帰ってきたら発送の準備)。 金属板使うのもったいなくて工作用紙でやりましたが、アルミ板でもおんなじです。この装置は物すごく使い道があります。実は工作ベース300でやろうと思っていたんですが、使う頻度を考えると「独立」させた方がよさそうなので、単独で商品化します。 なんか物すごく面倒な下準備したようなふうに見えるかもしれませんが、原理はとても単純です。要はタガネを案内板でスリットに導いているだけです。この装置を使いますと、今まで出来なかった工作が簡単におこなえます。 おととい。 ![]() アルゴンガスがこなくて溶接が出来なくて(抵抗溶接は細かいものは難しい・・・というか後始末が大変)なんかポルト止めやビス止めでできないかなぁなんて考えていたら、突然ひらめいちゃいました(笑)。 上の方の塗装してあるものは「ホビーお好み板金機」の部品の一つ、「強力M台」です。こいつをいじくりまわしているうちに、ん?、なんか簡単に真空管セットの電源トランスや7セグメントの長四角穴を簡単に抜けるかもしれない。 それにブリキのおもちゃの機械ボックスや、昔の着せ替え人形、(笑)それに雑誌の付録によく付いていたオマケの紙工作のベロやベロ溝、コリントゲーム、シンデレラ城、電車の沢山ある窓や出入り口が簡単に抜けるかもしれない・・・なんておもったらもうやるっきゃない。 アナログ計器のでっかい穴も小さな穴を沢山あけてニッパで切り取っていってヤスリ仕上げなんてやらなくて済むかもしれない、なんて考えたらもう次から次から(笑)。 フルートの胴部管?みたいな物は、強力M台を好きな位置に止めるためのものです。これで死角は無くなる・・・みたいな。 |
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