7セグメント発光ダイオードの長方形の穴を簡単にあける方法。              戻る。

 7セグメントの長方形の穴あけ、どのように工作してますか、つくば工房の【電子工作用パネルパンチャー】を使えば、とても簡単に仕上げることが出来ます。7セグメント発光ダイオードは、単品・複数桁、大きさ等々色々なタイプがあります。ここでは中位の単品を四つ並べた4桁の発光ダイオードの穴あけを例にとり、順番にご説明します。又、工作その1、その2をすでにお読みになっていることを前提とします。

 発光ダイオードの数々、まだまだたくさんの種類がありますが、角張っているのは同じですので、寸法が変わるだけです。
 まず、ベースとなるプリント基板を切り出します。この時、左右に1a程度余裕をとると、パネルに取り付けるとき楽です。この写真では右下が今回のベースです。
 基板に四つ差し込んで見たところです。まだ半田付けはしていません。(してはいけない)
 鉛筆を二本使って上下を挟み、基板共々輪ゴムで固定します。発光ダイオードが小さい場合は割り箸等を使います。これは、半田付けする前に、発光ダイオードを横一列に並べるためです。これをやらないとあとで後悔します。
 発光ダイオード一個づつ対角線にあたるピンだけ半田付けします。絶対2カ所だけです。それ以上つけてはなりません。
 4個の発光ダイオードの対角線だけ半田付けが終わったら、全体を持ち、人差し指か中指で発光ダイオードの表面を押しながら、裏返して先ほど半田付けした部分を交互に溶かします。(少なくとも2・3回)
 この作業を全ての発光ダイオードにやります。もし、発光ダイオードがプリント基板から浮いていると、ピチッと小気味よい音がして、基板に密着します。4個ともぴっちり付いているか確認してください。
 取り付けた発光ダイオードの全体の寸法を物差しで測ります。この場合は縦17_・横50ミリでした、この寸法を、適当な紙に正確に製図します。製図し終わったら、現物をあてがって確認してください、0.1_狂っていても書き直してください。(0.1_はたとえです。そのくらいの気合いを入れます)
 この紙をパネルの穴をあけたいところに張り付けます。そしてケガキ針か千枚通しで四隅に軽くキズを付け、かみをはがします。息を止めて慎重にやります。一回勝負ですから。
 この四隅の点を線で結びます。これも一回勝負ですので慎重に慎重に。
 ケガいた線に沿って四方に布テープを貼ります。打ち抜く境界をはっきりさせるのと、養生の為です。あと、もう一度、現物合わせをします。一回勝負ですから念には念をです。

いよいよ打ち抜きです。次のページへどうぞ。     戻る。