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「仮設低騒音超手抜き非鉄金属精密電動丸鋸盤の作り方」。 戻る。 トップページに戻る。
ボール盤の受け台と基礎部に板をボルトで簡単に固定します。
そして天盤(ベニヤ)をビス止めします。(300*300ミリ)
3連ベルトを掛けます。作り方は後ほど。
丸鋸刃を取り付ける部分です。鉛筆で20ミリの円が書いてあります。これからノミで削ります。
一番大事なところですから慎重に。(削りしろ約1.0ミリ)
丸鋸刃が取り付きました。
天盤の上にさらに天盤をのせています。4隅に釘で留めていますが、
簡単に取り外せます。(差し込んでいるだけ)
これでとりあえず普通の電動丸鋸盤として使えます。しかも非鉄金属や木材・ベニヤ・トタン板等スイスイ切断出来ます。
次回はいよいよ移動台が付きます。つまり平板を切るモードと長物(アングルとか)を切るモードに変化する訳です。
ベルトをはずして先ほどのボルト2本を取れば、元のボール盤に戻ります。
板が汚いのはその辺の材料を使っているからです。では。 8/27
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工具は、「ボール盤・サンダー」が必要です。
それと35ミリのホールソー・3*0.5ミリタップ立て・金ノコ・スナップリング関係・ノミ。
35ミリのホールソー(2.800円ぐらい)で、20ミリ程度のベニヤ板を抜きます。
外径28.5ミリの円柱が出来ます。3個作ります。
ボール盤を横倒しにして「木工旋盤初歩の初歩」の要領で4ミリの丸ベルトが掛かる
溝を3列削ります。10の80ミリ程度の丸棒に固定します。
左端から、さっきと同じように削ったプーリー・シャフトとピローブロック・スナップリング・平ワッシャー
ただ抜いただけの円柱・平ワッシャー・スプリングワッシャー・キャップスクリューボルトです。
丸鋸刃の取り付け部分はまだ加工しません。
組み立てるとこうなります。左下のプーリーは横倒しにしたボール盤に
セットします。
丸鋸が固定される側の写真です。
ただ取り付けただけでまだ加工はしません。
こちらは横倒しのボール盤から動力を受ける側の3連プーリーです。(直径28.5ミリ)
固定用の穴(ホーローセットが入っている)が見えます。
ちょっと見にくいかもしれませんが、横倒しにしたボール盤との位置関係を確認
してみました。
肝心な動力受け渡しの位置関係です。
何故プーリーの直径が約28ミリなのか?、何故3連なのか?方ボスは何故無いのか?は、次回です。
ここまで 8/26 (ボール盤とサンダーしか使っていません、細かい工具は除く)
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長ったらしい名前を付けてしまいました。厳密に言いますとこの手の工作機械は市販されています。数十万円します。それを超安価で自作しようというわけです。
名前の解説です。
まず「仮設」ですがこの手の機械は結構場所をとります。一般家庭では常設というわけにもいきませんので使うときに組み立てるという訳です。
「低騒音」ですが、モーターを音が静かな誘導電動機(またまたボール盤の横倒し)を使用します。5段階の変速も出来ますから作業能率をみながら出来るだけ静かな回転を選びます。(切断材によって音がちがう)
「超手抜き」ですが、ちゃんとした電動丸鋸盤を作ろうとしたらそれなりの道具が必要です。今回はボール盤とサンダーだけで作り上げます。(勿論ノコギリとかスパナとか小物道具は必要です)外見などにとらわれず、必要な機能だけを(勿論安全も)簡単に製作します。
「非鉄金属」ですが、勿論材木やアクリル等も切れます。鉄も1.0ミリまでなら切れます。(それ以上は切断砥石に取り替えればよいでしょう)今回は特にホームセンター等で販売しているアルミのアングルやコの字型、角柱・パイプなどなかなかやっかいなものの切断に重点を置きます。
最後の「精密」ですが、本当は「超」を付けたかったぐらい精密に切断することを目的にします。何が精密かといいますと切断面の美しさはもちろんのこと、直角度です。サッシ屋さんの腕に出来るだけ近づけます。
高性能を引き出すためにはそれなりの部品が必要です。以下に新品でほしいリストを。
あとはベニヤ板・垂木・アングル少々・10ミリ丸棒少々・方ボスプーリー2組・方ボスフランジ1組・戸車5個ぐらいでしょうか、材料の写真と組み立ては次回です。
8/21記
チップソーですが、刃先がギラギラしています。カッターナイフより危なさそうですので
お気をつけ下さい。