バッテリー溶接機の作り方。     戻る。    TOPページに戻る。

まず、ブースターケーブルの赤のクリップを一個切り落とします。



次にホルダーを分解し、切り落としたケーブルを接続します。



終わり、あとは溶接作業だけです。


 ここで、注意事項及び警告です。
 この溶接方法は、感電・火傷・火災・失明・爆発のおそれが
常にあります、十分原理を理解し、慎重な作業を心がけてください、また、周りには可燃物・幼児・愛玩動物等が無いこと、いないことに十分注意してください、スパークを肉眼で絶対見ないでください、サングラスなどもってのほかです。

 部品として購入した物の中に取扱説明書が入っています。その中にさらに詳しいことが載っていますので、よくお読み下さるようお願いいたします。


 バッテリーを充電すると、化学変化で水素ガスが発生します。大気中の酸素と適度に混ざりますと、ちょっとしたスパーク等で爆燃し、容器が壊れて液が飛散する場合があります。溶接作業をする前に必ず6漕の蓋を取り外してください。(羽田空港そばで、えらい目に遭ったことがあります)


 今回使用した充電器です。だいぶ前に知り合いからもらいました。昭和40年ぐらいの物です。全く問題なく使えました。中をのぞいたらトランスとセレン整流器(古っるー)しか入っていませんでした。
 全く意味もなく 3*40*40アングルと、3*32平鉄を溶接してみました。シャーーーとかいって3秒ほどで終わりました。軽量鉄骨でニワトリ小屋程度ならアッという間に出来そうです。


バッテリーを 4個使った例です
 

 48V*80A=3840W (概算) もう超強力、ところで、溶接の変わりに電気ドリルをつなぐと、60-70パーセント程度の力で回ります。昔職人だったころ、電源コンセントの無い現場で重宝しました。

 文中、 電圧・電流・ワット等 正確ではありません、大体ですのでご承知おき下さい。

 最後に問題点です。
  • 全体の充電器はどうやって作るのか?。
  • 電流の制御はどうするのか?。
  • スパーク中の充電回路の保護は?。
  • そもそも溶接中のこつは?。(これ、ウンチクあります)
 興味がありましたらメール下さい、つたない解説ですが、実践した範囲でお答申し上げます。
 
 メールアドレス:y_okb@msd.biglobe.ne.jp 

 最後までお読み下さり有難うございました。ところで私、昔スポット溶接機作ったことあります。東京電力に怒られました。(積算電力計が動かないって・笑) その辺の顛末近いうちにUPします。お楽しみに。


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