逆ビットパンチャー
赤貧工具工作
[逆ビットパンチャー]
変な名前でしょう、造語です。
2003.12.29
早い話が「打ち抜きビット」の先端が平面で雌型の方がUの字になっているだけです。普通のパンチャーは穴をあけるのが仕事なのでビットの方がUの字とか「竹槍カット」とかになっていますが、これは打ち抜いたカスの方を使うのでこのような形になりました。
普通のパンチャーで打ち抜いたカスは湾曲しています。叩いて平らにすれば良いのですが、両面テープを張り付けてから打ち抜いたりすると崩れてやっかいになることが分かりました。そこで平面のまま打ち抜けるように作ってみました。大した考案ではありません、市販の平ワッシャは多分このような装置で作っているのでしょう。(分かりませんけど)
それより、このビットを作るのに「旋盤」使っていません、前に作った双頭なんとかで作りました。(あんまり色々やっているので名前忘れてしまった、第一段階だと思います。実はHPにUPしている以外にゴチャゴチャやってます。ご指摘下さい)旋盤使うと「支援室」にならないので。
6ミリの平鉄で作りました。雌型部分がゆるいUの字になっています。「箱入りサンダー」で軽く削りました。
使い方です。
まず中心の穴(2ミリか3ミリ)をあけます。写真は 0.4ミリのトタン板です。ビット中心のガイド棒をその穴に通し、太い部分を挿入して打ち抜きます。(写真右)
きれいな穴あき円盤(外径10ミリ)が出来ました。
PP・アルミ板・銅板等を抜いてみました。直後で加工していません、(結構きれい)なにに使うかといいますと今やっているマブチモーターのステッピングモーター化の回転接点になります。地味な加工ですが仕方ありません。
2003.12.29