林メカトロ工作研究室
(トップページへ)

2007年1月

1月1日(月) 新年明けましておめでとうございます。午前中墓参り、午後は中華で大宴会、18時には寝ちゃった。
1月2日(火) 挨拶回り、もう飲み過ぎて ヘロヘロ。 (@_@)
1月3日(水) 年末に痛めた腰が更に悪化、し・し○゛んがほしいぃー。
1月4日(木) 腰が痛いのを我慢して年頭の決意。
【仕事始め】
 わが林メカトロ工作研究室も今日から仕事始め、(遊びの・かな?)といっても今日は一杯飲みながら(多杯)なので初心表明だけです。

 私、色々年末年始に考えたんですが、今までのやり方では「らちがあかない」ことに気が付きました。「一人で出来ることにはかぎりがある」のです。高専とか大学のサークルとかラボ?やクラブが羨ましい、仲間が欲しい、しかしいまさら無理、色々な事情が許しません、そこで「小人さん」が欲しい、だけど一人じゃしょうがない、七人ぐらいいないと、おおっ白雪姫の例がある、すると俺は汚ねぇ小人頭か、でもって出来上がるのは「白雪姫?」いいねぇ、今年はこの路線で行ってみよう。

 写真はステッピングモーターです。東京秋葉原のジャンク屋で買った物、プリンターを分解してとりだした物、ありがたく頂いた物とかこの3倍はあります。古いのは40年前なんてのもあります(動くかしら)考えてみたらこいつらはみんな「小人さん」になる可能性があります。無機物に命を吹き込む・・・おおっ俺は「青の妖精」か。

 私は知らなかったんですが、ピノキヲに出てくる妖精は「青の妖精」というらしいです。しかもかなりお節介な妖精らしい。
 実はこのあと腰痛が激化。(>_<)
1月5日(金) トロ車用レールのつづき。
トロ車用レールの135度曲げをやりました。

 本当はこのような押し板をベニヤで作り、力任せに曲げるつもりでしたが、この手のやり方は凄い力が必要です。私の身体が万全なら大したことはないのですが、(昔やったことがある)現在腰痛で力が出せません、健康な方はやってみて下さい、やってみればわかりますが、1ミリのアルミ板とはいえ押すだけでは曲がりません、反動をつける必要があります。その為この治具板は十分丈夫な物で作る必要があります。ベニヤ板より「集積材」の方が安全かも(板取りに注意です)。

 この絵はかなり大げさに描いてあります。押し板の中央付近の出具合は2ミリぐらいが丁度良いです。左右の持ち手がへんてこなのは「押しやすさ」と「安全」の為です。これは実際にやってみれば実感出来ます。又押し曲げていくときも「ノウハウ」があります。



  ここからは「シ○ルスキー型折曲機」を使用しています。
 
 135度の曲げをやりますが、その前に正確な位置で曲げるために曲げるところに布テープを貼り、Wカッターで溝を作ります。Wカッターというのはカッター刃を2枚一緒に入れた物です。このようにすると 0.5ミリの幅で切ることが出来、溝を作ることが出来ます(布テープに)

 
 曲げているところです。詳細は去年の「シ○ルスキー型折り曲げ機」をご参照ください。


 さて、折り曲げには「曲げ足らず」と「曲げすぎ」は付き物です。そこで簡単な工具をご紹介します。

  
 「広口ヤットコ」と言います。ナベカマ以外に電動工具も販売している金物屋さん(職人さん御用達)で購入出来ます。写真は幅76ミリです。あとこれの半分ぐらいのもあります。私も持っていましたが現在行方不明です。こいつで簡単に修正する事が出来ます。

 昔、板金屋さんが使っている奴で 160ミリぐらいの見たことがあります。今はダクト屋さんかな?(東京秋葉原の電気街で見たことあり)。

      
 10×15×15×10×275ミリ2本です。1ミリの A1050Pアルミ板ですが、かなり丈夫です。これを使った工作は後日です。
1月6日(土)
 「科学の鉄人」サイエンスフォーラム2007のお知らせ。   2007年2月11日(日)〜2月12日(月)
1月7日(日)
原始歩行実験機 【合板1号】の、消息。

帝都を騒がす怪しげな・・・に、ならないな、どちらかというと「お笑い」。
 またまた引っ張り出しました「合板1号」、とにかくこれが私の作るロボット1号になるはずです。しかし2年たってもこの有り様、おまけに失敗臭いです。ところで「さくら大戦」って知っていますか?、息子が昔・夢中になって見ていたんですが確か時代設定は大正で、「帝国歌劇団」だかなんだかの隊員(劇団員?)の影の仕事でロボットを操って帝都を守る・・・とかなんとか訳の分からない設定で、主人公の一人「神宮司さくら」(だったかな?)の操縦する奴はどうも「蒸気エンジン」で動いているみたいな凄い奴です(時々湯気はくし、しかしアニメとかはいいなぁ、なんでもありで「かわいこちゃん」出せばOKだもんね)。

 実はそのロボット(ロボットだと思う、大正時代のモビルスーツかな?)の足が丁度私の作っている奴とそっくりなのです(大笑)いっそのこと「首振り蒸気エンジン」搭載してみようかしらん、完璧ロボ・ワンには出られなくなりますね(スチームエンジンロボットってか?、こりゃ世界初だわ、そういえば梵天丸は完璧・蒸気機関車みたいだった、和製トーマス?)

 「赤貧サーボ」があまり進展が無いのでタミヤの「遊星歯車減速機」で代用出来ないかやってみたんですが、トルクが全く足りません、というかベニヤが重すぎ?、また振り出しに戻った感じです。

 しかし2年もやっていてノウハウはかなり溜まりました。ほとんど失敗のノウハウですがこれは重要です。駄目な物を取り除いていけばあとは「成功」しかありません(ナンチャッテ)。

 
 そんな訳で今年は「合板1号」の完成に向けて頑張ります。と・いいながら280000アクセスが迫ってきたのでプレゼント作り急がなくちゃ。

 このあいだ作った「シ○ルスキー型折曲機」を差し上げようと思っていたんですが、同番ゲットの方が複数いらっしゃると作りきれないので今回は「新型強力ミニ折曲機」にさせて頂きます(案が浮かんでるだけでまだ作っていないんですが)
1月8日(月) 【常設ケガキ台製作】


今回は溶接無し、ひっぱたくだけ。
 ホビー的に工作するにあたり、私なりに大事なことを考えるとまず「やる気」でしょうか、次に「アイデア」、それからは色々あります。作業場所とか資金とか暇とか材料の確保とか道具・工具等々・・・。

 実際に手を動かす段になると「寸取り」というか「ケガキ作業」が最初ではないかと思います。この時点で「プリンターに図面を印刷して板に張り付け、加工していく」という流れが最近はやっていますがこれはしっかり設計が出来ている場合です。私のようにとりあえずいきなり切っていくなんて方法から始めると「材料が勿体なくてしょうがない」という状態になります。

 そこで今年からはもう少し利口な方法を取ろうと思います。前に工作ベース300を使った「ケガキ台モード」というのをやりましたが今一でした、理由は工作ベース300が万能なので次のモードにしてしまったりすると、又ケガキ台モードにするのが面倒なのです。「そんなこんな」のやる気が失せるのを防ぐために常駐型のケガキ台を作ります。

 この際だから「バンバンやる気が出る」ケガキ台を作ってみます。ってこんなのUPするようなネタじゃ無いけどなんか書かないと持たないので。

 
おもてと裏、アルミアングルとL型レンチです。
 と・いうわけでこんなの作りました。ほとんど「工作ベース300」みたいですが別物です。まず板の厚みが3ミリしかありません、それから左右のL型支持部はネジ止めで角度が変えられます。全く「地震対策用金具」は便利ですよねぇ、穴もあいてるし大助かり、L金具もそのまんま、ボルトや固定用のクランプ入れても材料費千円ちょっとです(寸法は全て適当)

いきなり完成。

200×300ミリのアルミ板とアルミアングルを挟んだところです。
簡単に言うと「読書用書架」みたいな物です。
(アルミ板はテーブル替わり、アルミアングルは定規などの受け台です)。

 こんな具合に製図用三角定規などを使って板(アルミ板など)に直接ケガいていこうというわけです。パソコンのとなりに常設としました。「小人軍団」製作の礎(いしずえ)になると良いなぁ。
1月9日(火)
 280000アクセスプレゼントのお知らせ。