工作ベース60の部屋。

工作ベース60のバージョンアップ


 ● 工作ベース60基本セット付属の 2.5ミリドリルキリサキであけた穴を 3.0ミリに広げるための簡単ドリルクランク自作。
 工作ベース60を「ミニミニボール盤」にして、プリント基板の穴あけ等に役立ててみたいと思います(工事中)。




【3.0ミリに広げるための簡単ドリルクランク自作】
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 3ミリのドリルキリサキがあると便利です。しかしいきなり 3ミリのドリルキリサキで、樹脂とか木材への穴あけをするには、しっかりしたハンドルが必要です。しかしすでに 2.5ミリの穴があいているのであれば、そんなに丈夫で無くとも大丈夫です。そこで「工作ベース60基本セット」と金ノコ刃(刃だけ、弓はいりません)をつかって、「簡単 3ミリドリルクランク」を作ってみます。

       
 左の写真が完成品です。矢印は工作ベース60基本セットに付属している 3ミリのパンチャーを使う時に使用する「3ミリサブシリンダー」です。これをドリルガイドとして使います。材料は 3ミリのドリルキリサキ 1本(ホームセンター等で 400円以下です)・10ミリの角材少々、ビスナット平ワッシャ・スペーサー(ボールペンでも可)以上です。

                 
     まず角材に 4ヶ所穴をあけます。 2.5ミリでかまいません、あける位置は写真を見てください。

                 
                      金ノコの刃を使って「スリワリ」を入れます。

         
 ツマミになる長いビスにスペーサー等を入れ、ドライバーでねじ込みます。タップ等立てなくても木材ですからねじ込めます。スリワリにマイナスドライバーを差し込んで隙間をあけ、3ミリのドリルキリサキの頭を入れます。そして挟み込むようにしっかりビスで止めます(マイナスドライバーを差し込む時に割ってしまいましたが、かまわずビスで止めてしまいます)。

                  
         2本作っちゃいました。後で 1本は 2.0ミリのドリルキリサキにするつもりです。

                              【使い方】

                   
               6ミリぐらいの厚さのベニヤ板小片に、2.5ミリで穴あけしておきます。。


                   
         3ミリ用の「サブシリンダー」(黒矢印)を入れ、赤矢印のネジを軽く締めて保持します。


                   
 今回作った 3ミリのクランクを入れて穴あけします。すでに 2.5ミリの穴があいているので「あっ」と言う間にあいてしまいます。

              
 赤矢印は「分割モード」で使う「円盤中心軸」です。今回のベニヤ板は、それの「捨て板」です。 3ミリのボルトで固定するため穴も 3ミリにしたのでした。





                       工事中です

                                (トップページへ)
          
 入院中病院を抜け出して作っていたミニミニボール盤の続きをやりました。適当なレバーの部品が思いつかないので鉛筆を使っちゃいました。左が待機状態、右が押し下げたところです(鉛筆を使った時点でこの工作のテンションが下がっています)(笑)。

          
 マブチモーター直結(0.9ミリドリルキリサキだから)の分解組み立て写真です。モーター軸とドリルキリサキの結合にジョイント構造を使っていないので、モーター自体少しガタを持たせています。垂直方向にはガタはありません。

               
                 これで構造的には市販のボール盤形態を模写しています。

          
 使ってみます。1ミリのアルミ板にポコポコ穴があきます。調子にのってデタラメに穴をあけていたんですが、そのうち様子がおかしい事に気が付きました。センターポンチ等打たずに穴あけしていたんですが、ドリルキリサキ先端が微妙にずれます。窪みが無いので先端が「泳ぐ」のです。鉛筆レバーを人力で押し下げているので必ず穴は開きますが、どうにも面白くない。

              
 そこで分解しちゃいました。人力で押し下げるのではなく、「自重で穴あけさせたら先端が泳がないのではないか」と思ったのです(いちいちセンターポンチ作業なんかやりたくない)。

          
  押し下げ装置の代わりにこんな簡単なストッパーを作りました。持ち上げると一定の所にロックされます。

                
 このロックを外すと「ドリルシャフト」は自重でおります。もちろん指を添えて「まるでレコードの針を降ろすように」操作します。重量は約 80gです。

            
 穴あけ終わったらこのようにポルトを持ち上げて定位置に固定します。これで先端が泳ぐことなく穴あけ出来るようになりました。穴あけ時間は少しかかります。

                 
 赤矢印のポルト 1本を取り外すだけで全体が着脱可能になりました。元もとの手回しハンドルとの交換も簡単です。

 この工作で分かった事は何でもかんでも「本物の真似をする必要は無い」ということです。これでプリント基板への穴あけがとても楽になりました。










7月22日(木)

 本日退院いたしました。再起動に向けて準備中です。



6月28日(月)

 家の都合で一日外泊許可をいただきました。というのも俺を除いて一家で旅行に行くからです。私の入院より先に決まっていた事だし、他人が絡むので(女房が幹事)変更とか中止が出来ないからです。

 犬の散歩、猫のうんこ場掃除、餌やり、洗濯、掃除、自動車デイラーの対応、着払いの対応、つまり家の雑用一般、「ちょっと待てーーーっ」 入院している患者を一時退院させてまでやらせることかーーーっ。

 でもま、いいか、ちょっと工作出来そうだし、てな訳で

                    【工作ベース60ミニミニ電動ボール盤作り】

 工作ベース60を病院に持ち込んだのですが、細い穴を沢山あけたい時、1対1の手回しだとなかなか大変です(たとえばプリント基板の穴あけ等)細い穴なら動力にマブチモーターでも実用出来そうなので、乾電池でも出来そう。
               
 プリント基板の穴は何ミリだったか忘れました。たしか 1ミリよりかなり細かった、手元にある一番細いのは 0.9ミリ、ま、これでも良いか。

 コレットチャックなんか作るの面倒くさいので、ホームセンターで買ってきた3ミリの真鍮パイプを使います。これの内径は 2ミリ、2-0.9=1.1ミリです。さいわい太さ 0.55ミリのエナメル線があります。これの被覆をはがすとちょっぴり細くなります。これを 0.9ミリのドリルキリサキに巻きつけてペーストと一緒に3ミリのアルミパイプに差し込みます。

         
      ゆるくもなくきつくもくすっぽり入りました。これで「センター」はばっちり出ているはず。

                
 半田がドリルキリサキの先端に流れ込まないように紙テープに突き刺しました。そしてヤニ入り糸半田(白矢印)を入れます。赤矢印部分をこて先で温めるとうまい具合に半田が解けて流れます。

              
 マブチモーターのシャフトも2ミリなので同じようにはんだ付けします。パイプを少し潰して叩きこんでも良いです。

             
               試しに回してみたら、アルミ板でもかなり楽に穴があきました。

         
 次にボール盤の体裁を整えます。まずはリターン装置です。シャフトの横っ腹についているポルトは仮の部品です。

           
               適当なスプリングを取り付けたのですが、丁度良い感じでした。

               
 レバーのリンクを作り、モーターを固定すれば完成ですが、ここで時間切れになってしまいました。昼までに病院に戻らなければなりません。

 前みたいにとはいきませんが、週一ぐらいは工作出来そう、でも明日レーザー手術の7回目、神経細胞の集まっているところの周りをやるらしい、ヘタすると見えなくるとか脅かされています。先生は「脅しているのではありません」と言っています。まじでビビる。






6月21日(月)

 本日入院します。今回はいつ退院出来るのか尋ねても明確に言ってくれません、万一このまま闘病生活になるかもしれないので身辺整理を兼ねてホームページを消しました。

 工作ベース60と、NEW工作ベース300を持っていきます。あき缶とか沢山ありそうなので材料には困らないと思います。パソコンを持ち込みできるのか聞くの忘れました。携帯電話はダメらしいけどパソコンはどうなのでしょう。

 必然的に応用工作というか作品作りになると思います。いよいよ昔から考えていたスタイルの実践という訳です。その過程で新しい創作工具を思いつくかも、しかし作れる日は来るのか?、一番怖いのは目です。でも頑張る。

 絶対復活します。