“THE IMITATION GAME” 2014年 米国
解読不可能と言われた”エニグマ”の暗号を、コンピューターの基礎を唱えた天才・・・だけど変人な数学学者が解読したってお話でした。お話のアウトラインや登場人物が実在したって意外は殆どフィクションですが、しかし前後のキャプションではまるで史実のような事を言っているのはどうかと思います。実際、この機械の演算能力でエニグマを完全に攻略したと言えるのかどうかは、ちょっと疑問ですしね。
昔っから不思議に思っているのが、”エニグマ”を題材にした・・・争奪戦や暗号解読やらのは物語はイッパイあるのに、エニグマ自体を主題にした・・・開発記や功績やらのお話って無いんでしょうか?。
って分けで自分的には ☆☆☆☆・・・星4ヶ。ちょっとご都合主義が過ぎるかなって感はありますが、戦闘の無い”戦争映画”は好きなので。
“戦争”とは政治と経済が起こすもの。なのでそれら(のドロドロ)や、副次的な科学の発展とか銃後の人々の生活なんかの方が、ドンパチよりよっぽどドラマチックなんですよね。
カテゴリー: 映画/光板・電視芝居
保護中: ◇ 勝手に映画評・・・”アメリカン・スナイパー”・・・えぇ~、これが実話ってですか?。
◇ 勝手に映画評・・・”ジョン・ウィック/John Wick”・・・これ、ほんとに日本でも劇場公開されるの?。
ジョン・ウィック/John Wick 2014年 米国
この映画、作品の紹介はあっちこっちで見かけますが、近日劇場公開なんて情報は見当たりません。 これもまた、話題先行・・・で結局グズグズになるパターンなんでしょうか。
お話の内容は、引退した凄腕の殺し屋が病気で亡くなった奥さんから送られた”犬”を元居た組織のボスのチンピラ息子に殺され、その復讐をするって言う・・・なんともアホらしぃモノです。
とうぜん息子をかばうボスとは対立し、組織(の部下達?)を相手に大暴れするわけなんですが、まぁ相手構わず・所構わず殺しまくる事 !殺しまくる事!!。もちろん、全く無関係な者(死んでもいい様な連中が殆どだが…)も巻き込まれて行くわけで、こんな輩をヒーロー然と画く気が知れんですな。
ストーリーは置いといて、話題の”ガンフー(ガンアクション+カンフー)”について。
日本贔屓(?)のキアヌらしく、拳銃一丁で敵中飛び込みそこらに居る赤服(組織の征服?)を一人3発づつでテンポよく仕留めて行く様は、チャンバラ時代劇を見るようでありました。そして、ジョンの弾はガシガシ当るが敵の弾は全然当たらない・・・何発かもらっても防弾チョッキを着てるので関係ないねっ!なぁんて言う所もお約束通りです。
不用心なジョンは、元商売仲間(?)の美人殺し屋に寝込みを襲われたりしますが・・・、
お友達(?)の殺し屋さんに助けてもらいます。
とりあえず、ジョンは無鉄砲というかいい加減と言うか、全く無計画にこれと言った情報も無く”復讐”に乗り出し、その都度↑のお友達や、殺し屋御用達のホテルのオーナーさん達に助けてもらいます・・・、って言うか助けて貰ってなければ確実に2・3回死んでます。
っで、ジョンを助けた事で、お友達はボスに殺されちゃいますし、
ジョンを襲った美人さんも、ホテルのルールを破ったとオーナーさんに始末されちゃいます…。ジョンは犬を殺されたばっかりに(それも、ある意味自分の責だし…)、いったい無関係な何十人の人が死んでいくんでしょう...。
この映画のもう一つの話題が、多彩な銃器が登場する所とか。
ケルテックのショットガンや、
どっから湧いたか、いつの間にか持っていたブルパップの狙撃銃(DTA SRS?)。
んで、結局最後は殴り合いかい!?。
って事で、自分的には ☆☆・・・星2ヶ かな。最近ちょっと低迷気味のキアヌも、この映画で”復活”か!・・・などと言われていますが、こりゃ黒歴史を重ねたんじゃ…。
◇ 勝手に映画評・・・”FURY”・・・うぅ~ん どうなんだろう...。
FURY/フューリー 2014 米
遅ればせながら、本日観ました。
勿論面白かったんですが・・・・、うぅ~ん まぁハリウッド映画なんだなぁっと
言う感想しかありません。
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保護中: ◇ またまた親父が大暴れ! 勝手に映画評・・・”フライト・ゲーム/(原題:NON-STOP)”
保護中: ◇ ちょっとフライング…勝手に映画評・・・”ハリウッド お達者倶楽部会報” 其の参
◇ “Godzilla” 今年の世界オープニング興行収入1位!・・・これがねぇ…。

けっこう期待してたやけどなぁ…、”21世紀”の怪獣映画が見たかった。
“怪獣”が原潜の原子炉を食べるって、そりゃもう生物じゃないだろうに。
って事で、自分的には(かなり甘くして)☆・・・星1ヶ っで。
しかし、雀路羅(じゃんじら)市なんちゅう地名、どっから沸いたんやろ?^^;)。
◇ ちょっと期待しちゃっただけに・・・勝手に映画評 “オール・ユー・ニード・イズ・キル/EDGE OF TOMORROW”
日本のラノベが原作と話題のハリウッド映画。
2014 オール・ユー・ニード・イズ・キル/EDGE OF TOMORROW
※以下 ネタばれあり!。
“◇ ちょっと期待しちゃっただけに・・・勝手に映画評 “オール・ユー・ニード・イズ・キル/EDGE OF TOMORROW”” の続きを読む
◇ 勝手に映画評・・・実話繋がり “キャプテン・フィリップス” と・・・
“Captain Phillips” 2013年 米国
これは見られた方も多いと思いますが、素直に面白い映画でした。
諸説によると、実際の船長の人物像とは全然違うとか、そもそも船長がこの危険な海域を選んだ事が間違いだったとか言われている(←裁判にもなっている?)ようですが、まぁ所詮はハリウッドの”娯楽映画”ですから^^)。途中ドキがムネムネで、ラストで”あぁ~ 良かったね!”ってお話で良いんじゃないでしょうか。
って事で、自分的には ☆☆☆☆・・・星4ヶ…でした。
しかし”ブラックホーク・ダウン”然り、米国は徹底的にソマリアを悪者にしてやるって魂胆なんですなぁ。
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(ちょっとフライング) 勝手に映画評・・・”借金・鯖威張ー”
“LONE SURVIVOR” 2013年 米国
実話を基にした&シールズが活躍(?)するお話って言う繋がりで(・・・強引か)。
“ブラックホーク・ダウン”以来の、リアル派戦闘映画っと楽しみにしていたのですが・・・、
残念ながらその出来は雲泥の差でした。
以下、ネタばれ(多)・・・↓あります。
そもそも、この映画は”英雄譚”として造っているのか? それとも自分達(米軍)はこんなにもおバカなんだと言う”自虐ギャグ”なのか? 。
ストーリー的には、アルカイダの幹部が潜伏する村を急襲する作戦があって、その先発斥候隊が潜伏中に見付かって逃げ惑い、激闘の末に全滅。そして生き残ったのが、この物語を書いた “マーカス・ラトレル”ただ一人であったって言う簡単なお話です。
期待の戦闘シーンも、リアリティはあまりありません。
追っ手の姿は殆ど見えないのにただバンバン弾が飛んで来て、シールズ隊員もズボズボ撃たれますが、そこはそれハリウッド映画、その後も皆さん結構元気に逃げ回ります(いや、7.62×39で肩やら足やら腹を撃たれたら、普通もう動けんでしょう^^;)。
戦闘シーンの見所は2回(3回?)の”崖落ち”。退路を絶たれた彼らは、一度ならず二度三度と意を決して崖に飛び込み、転がり落ちて逃げ延びます(いやいや、普通は助からんでしょう その2--)。
物語の何処までが実際に起こったことで、何処がフィクションなのかが分からないのですが、もし劇中の経緯・被害(損害)が事実なら、そもそもこの惨事を招いたマーカスは責任を感じていないのか?。映画のラストクレジットでは、この作戦で死んでいった(まさに犬死)した実際の隊員達の写真が流れるのですが、最後に助けてくれた村人と笑顔で肩を抱き合っているマーカスが写ります・・・。なんちゅう太い神経をしてるんだろう・・・、流石これが元シールズ! なのか?、それとも米人には彼はヒーローなのか?・・・理解できん。
って事で、自分的には ☆・・・星1ヶ…かな。
こいつら、台詞の8割が「FUCK!」しか言わないので字幕必要ないかも^^;)。
お話もバカバカしいし、いかにもハリウッド映画!的な”戦闘映画”でした。
◇ 早くも本年度ワースト決定か? 勝手に映画評・・・”大脱出”

2013 “ESCAPE PLAN”
...酷い・・・よくこんな映画を臆面も無く封切れるよなぁ。
邦題の”大脱出”ってのが、これまたセンスが無い事…やる気無いんやろな。
突っ込み所満載!などというより、何一つまともに設定がなされていない。
これでアクションでも派手でであれば、まぁスタさんシュワちゃんだし・・・っに
なるんだろうけど、流石に御歳では・・・老人虐待?・・・見ていて痛々しい。
近年のワーストNo1だった”エクスペンダブルズ2″に、「劣るとも勝らない」
超駄作である!!。
って事で、自分的には ★★★★★・・・星-5ヶ(-10でも良いかも)
なんだかなぁ…、お二人が嬉々としてる所がさらに物悲しい…。