◇ 運命のボタン


キャッチとタイトルに惹かれ "運命のボタン"を観ました。

ストーリー(展:goo映画評)
1976年、ヴァージニア州のとある街。郊外に住むノーマとアーサーの夫妻の元に、謎の箱が届けられた。アーサーが開けてみると、そこには赤いボタンの付いた謎の装置が入っていた。その日の夕方、今度はノーマの元に謎の男が訪ねてくる。その男いわく、「ボタンを押せば現金100万ドルを手にする。しかしどこかであなたの知らない誰かが死ぬ」。夫妻は迷うが、生活が苦しいこともあってボタンを押してしまい……。

主演:キャメロン・ディアス他 米国 2009年 製作

以下、ネタばれあります^^;)。

もう毎度お馴染の宇宙人落しです。

元になったのが短編小説で"死を招くボタン・ゲーム"っと言うモノらしいのですが、映画の原題が"The BOX"になっている事からして内容は違うものなのでしょう。"ボタン"は最初の方に出てくるだけで、お話の本筋は別方向に向っていきます。
宇宙人(火星人?)が地球人の"自己犠牲"を試す為にムリなゲーム(?)を"テスト"と称して仕掛けてきて、結局その罠に引っ掛かって皆不幸になっていきます。しかし、何故に宇宙人がそんな事をしているのか・・・っとの解説は無いのです…いつもの事ながら。このゲームからして、"ボタンを押したら100万ドル・・・(+貴方の知らない誰かが死ぬ)"以外条件を示しめさず、その後貴方に災難が降りかかる・・・って事を言わないのはフェアじゃないですよね。

"ボタンを押したら・・・”の設定が面白いだけに残念な展開でした。
"死を招くボタン・ゲーム"はトワイライトゾーンで映像化されているそうなので、そっちを是非みて見たいです。

キャメロン・ディアス・・・最悪、もっと清楚そうな主役が宜しかったのでは?。
って事で、自分的には ★★☆☆☆・・・星2ヶ…かな TV放映を待つべし^^;)

◇ トレマーズ


"トレマーズ(1)"、モンスターパニックモノの傑作!ですよね。

ずっと探してたんですがなかなか巡り会わなくって….。
それが、先日観た"アーマード(Armored) 武装地帯"に出てた"アール"を見たのと、
持ってたけど観てなかった"トレマーズ3"を観たをきっかけにまたどうしても観たく
なり…探し回ってやっとこ昨日手入出来て、嬉しくって4時まで見てました^^;)。

主演:ケヴィン・ベーコン 他 米国 1989年

もう言う事無いです、何度も観てるにやっぱり面白かった^^)/。

◇ グリーン・ゾーン


反戦・反米映画っと呼び声高い? "グリーン・ゾーン"を観ました。

ストーリー(展:Wikipedia)
ロイ・ミラー 上級准尉(マット・デイモン) 率いるMET隊(:大量破壊兵器調査を補佐する部隊)は、大量破壊兵器の隠された倉庫があるという情報のもと出動したが、そこは何もないただの廃工場だった。作戦の失敗はこれで3度目であり、ミラーは情報に誤りがあるのではないかと主張したのだが、上官はそれを無視しようとする。

納得できないままの次の作戦の途上、イラン・イラク戦争を経験したイラク人フレディの情報提供をきっかけに、断片的な情報が段々と繋がっていく。アメリカ政府の高官パウンドストーンの妨害に合いながらも、戦争の原因たる情報の提供者「Magellan(マジェラン)」に同じく怪しさを感じるCIA捜査官や記者を味方につけて 最終的に得られた結論とは、「大量破壊兵器は存在しない」であった。

主演:マット・デイモン 米国 2010年公開

"太平洋戦争は、開戦したかった米国政府が成り上がりものの日本を追い詰め、窮鼠に牙を剥かせた政府の陰謀である"と、沖縄を占領した位の頃に米国内で造られた映画っと例えると・・・違うかな?^^)。

しかし、現在進行中の"戦争"を題材にしてこの内容とは…、イラク侵攻に対する米国の自戒・自浄・・・なのでしょうか?。それとも、あくまでもフィクションと?。何に付け、これを製作・公開できる米国の懐の深さを見ました(単に無神経なだけかも)。
感想・・・いや米国って本当に悪い奴ですね!。

何故に"グリーン・ゾーン(安全地帯? 非武装地帯?)"って題名なのか?。
山場の戦闘シーンが夜なので、真っ黒けで何が何かんだか(誰が誰だか)分かり難い。
"ハートロッカー"もそうだったが、皆さん職域を逸脱し過ぎてます^^;)。

ドンパチが多い割にお話の筋も面白い、"戦闘映画"でなく"戦争映画"です。
って事で、自分的には ★★★★☆・・・星4ヶ…かな お勧め! ^^)/

◇ レギオン


どうもまた風邪をひいてしまった…辛い><)

これも終末論モノ(?) "レギオン"を観ました。

ストーリー
神様(主)は人類にほとほとあいそをつかしてしまい、滅亡させる為に
天使軍団"レギオン"(見た目はゾンビ)を遣わせた。
"ミカエル"(天使軍団隊長)は主の命に背き人類側に寝返って、人類の
"希望"を守る為、天使軍団を率いる"ガブリエル"っと闘う・・・ってお話。

米国 2010年公開

以下、ネタバレ(ちょこっと)あります。

これはB級映画…じゃないっすよね?。
ただ闇雲に迫ってくる天使軍団(憑依されている人間らしい…絶対ゾンビに
しか見えない)を、撃ちまくって殺すだけ・・・。
なんたって黒幕は"神様(主)"ですからね、スケールの大きなお話のような、
でもあくまで戦闘は局地戦で通常兵器使用です(天使ってM4で倒せるんや^^)。
結局、"ミカエル"と"ガブリエル"の一騎打ちで決着付けるって流れなんだけど、
それこそ人類の存亡をお前らの決闘で決めてよい訳?…。

神だの聖書だの黙示禄だの・・・なんて全然分からないけど、神様(主っと
言っている)のこう言う扱い方って、基督教とかからクレーム付かないのかな?。

何が言いたいのかさっぱり解らない映画でした。
他の人類はどうなったの?…っとか、そもそも"希望"は何故に希望なのか?
…っとか、そんなのはなぁ~にも出て来ないまま終わってしまった。
また、"ミカエル"が主に背いてまで味方したいと思わせたのが、丸でダメ夫の
"ジープ"君・・・もっと良い人間が世界中に一杯居るだろうに^^;)。

って事で、自分的には ★☆☆☆☆・・・星1ヶ…かな TV鑑賞で十分ですね。

◇ KNOWING


ニコラス・ケイジ主演 "KNOWING"を観ました。

地球終末論モノです(9.11以降 多い事!)。
映像・SFXとかは綺麗でした…それだけ?^^;)。

監督:アレックス・プロイヤス(I、Robot他) 米国 2009年作

以下 ネタバレあります。

最後は宇宙人落しです。
主題のわりには、お話のスケールがあまりに小さいです。
主役は学校の先生なんですが、頭悪いです。

謎(?)の解説も・・・政府の陰謀も・・・なぁ~にもありません!
終末に至る過程も殆どありません、いきなり地球が破滅します!!。

なにより、ニコラス・ケイジが何時にも増して貧相でした…。

この映画に高得点付けてる映画評論家さん・・・まじっすか?…
もとい、(良い所を)理解できない わたくしが悪いのでせう^^;)

って事で、自分的には -☆.★★★★★・・・星-1ヶ…かな
             (あくまでも個人的感想ですよ^^)

◇ イントゥ・ザ・ワイルド(Into the Wild)


ロードムービーが好きです。

デニーロの"ミッドナイト・ラン(Midnight Run)"っと、この
"イントゥ・ザ・ワイルド(Into the Wild)"は、ロードムービーの
大傑作ではないでしょうか!。

何かを目指し・何かを求めて・何かを追い・何かから逃げて・・・
またはその何かを無くしたから・・・人は旅立つのです。

"Into the Wild"="荒野へ"・・・この言葉だけで心躍ちゃいます!^^)。

って事で、もし未見でしたら是非に!!
"男の子は荒野を目指す"ものですから ^^)

◇ The Hurt Locker

爆発物処理班の活躍を画いたお話、"The Hurt Locker"を観ました。

ストーリー(展:Wikipedia)
"2004年、イラク・バグダッド郊外。アメリカ軍の危険物処理班は、仕掛けられた爆弾の解体、爆破の作業を進めていた。だが、準備が完了し、彼らが退避しようとしたそのとき、突如爆弾が爆発した。罠にかかり殉職した隊員に代わり、また新たな“命知らず”が送り込まれてきた。地獄の炎天下、処理班と姿なき爆弾魔との壮絶な死闘が始まる――。"・・・だそうです。

明確な"敵"との戦いを画いた映画ではなく、イラク派遣兵の不条理感や葛藤を画いているように思いました。

監督:キャスリン・ビグロー(元ジェームズ・キャメロンの奥さんだって)
米国 2009年公開

M9売るんじゃなかった・・・。

面白かったです。
爆発物処理班がそこまでするかねぇ(テロ組織のアジトへ突入とか)・・・って所は
多々ありますし、軍関係者や帰還兵協会(?)から"あまりに不正確だ"っと不快感を
示された・・・ようですが、まぁ所詮はハリウッド映画ですからねぇ^^;)。
何せ、現在進行中の戦争を題材にしているだけに、ただのフィクションでは済まない
のでしょうね(実際に"そこ"に居た人達が観客である訳だすし)。

最後の方で、ジェームズの奥さん役で"LOST"の"エヴァンジェリン・リリー"嬢が
ちょこっと出てた こう言うのが結構嬉しい^^)。

って事で、自分的には ★★★☆☆・・・星3ヶ…かな・・・少ない?。

◇ イングロリアス・バスターズ

エーデルマンさん・メチャゴジラさんご推奨"イングロリアス・バスターズ"を観ました。

ストーリーレビューや見所のお話は、さすがお二方の方がお詳しいので、自分の感想
としては・・・うぅ~ん…ですかね^^;) 期待しすぎたのかな。
幾つかのお話が並列進行するので、バスターズの活躍(?)場面って "えっあれだけ?
って感じでしたし、エーデルマンさんが仰っていた"グロシーン"も まぁそんなに…
キッツイものでも無かったので拍子抜け(版によって違うのかな?)。
お話の筋も、"なんで!そこで○○するの?"って思う所が結構あったし、
"ええっ! ○○が…○○○"は、あれでよかったのでしょうか?。

正直、バタバタしてるだけであんまり面白く無かったです。
自分はタランティーノがあまり好きではないので、逆贔屓目も多分に…ですので、
皆さんの評価の方が本当なのでしょう^^)。

って事で、自分的には ★★☆☆☆・・・星2ヶ…かな (金返せ!…あっ払って無かった^^;)

◇ BLANK SLATER


まだどうもすっきりしませんねぇ・・・お天気。

アメリカの単発TVドラマ? "BLANK SLATER"を見ました。

記憶を失った死刑囚"アン"は、死刑の執行中に1本の電話で命を救われた。そして、死刑の執行を取りやめる見返りとして、FBIの行う新捜査術 "死者の記憶を移植する" っと言う実験の被験者になることに同意する。アンの罪状はFBI捜査官を惨殺したと言うものであるらしいが、しかし彼女は犯罪の記憶はおろか、自信が何者かも全く覚えていない。アンは自殺に見せかけて殺されたと疑わしき女性の記憶を移植され、お目付け役のFBI捜査官と共に、彼女の死の真相に迫って行く。無事事件を解決に導いた彼女であったが、実はこの実験そのものにある政府機関が関係する"裏"があった…ってお話。

主演:リサ・ブレナー 米国 2008年作品

・・・以下ネタバレあります。
思った通り、女の子版"ボーン・アイデンティティー"って感じでした。
本当の彼女は海外で活動していた秘密工作員で、本来中止になったはずの↑の実験を別の機関が継続している事を告発しようとして、逆にその組織に捕らえられてしまい事件台にされていた・・・のでした。

記憶を移植する・・・っと言ってもその本人に成りきる訳でなく、何かの切っ掛けで対象者の記憶がフラッシュバックする…っと言うものでして、この設定は結構 面白いと思います。
作りは続きTVドラマの初回版風?なのですが、これ単発のTVドラマだそうで、主人公のキャラも魅力的だしちょっと勿体無いなぁ・・・っと思いました。

ストーリー・・・は まぁそんなに・・・なんですが、この主人公のキャラ好きです。
闘う女の子はかっちょ良い!^^;)、続編(続きモノドラマ化)を期待したいなぁ。

って事で、自分的には ★★★☆☆・・・星3ヶ…かな 期待を込めて。

◇ STATE OF WAR (原題:Iluminados por el fuego)


いまだ大雨警報発令解除ならず!! って訳で、溜まったビデオの消化中。

フォークランド戦争を題材にしたお話、"STATE OF WAR"を見ました。

フォークランド戦争(紛争)に付いては、英軍とアルゼンチン軍が戦ったっと
言う以外、じつは殆ど知らなかったです。

ストーリー(展:Wikipedia)
マルビナス戦争の帰還兵の自殺者は290人を超えた。これはマルビナス諸島での戦死者に匹敵する数である。18歳の時に戦地に赴いたエステバンは、同じく帰還兵で戦友のバルバスの自殺未遂を目の当たりにし、彼自身のマルビナス島での記憶が鮮明に蘇る。 マルビナス戦争の只中、彼はマルビラス島に居たのである。彼のあの戦争は、まだ終わっていなかった。

・・・以下ネタバレあります。
お話の流れは良くある帰還兵の回想シーンと、敗戦帰国した戦友が戦争のトラ
ウマを引きずって、挙句に自殺未遂を犯して・・・結局亡くなってしまい、その
慰霊のため当時戦った戦場に主人公が行くってお話でした。

"STATE OF WAR"="戦争状態"っと言う題に引かれたけど、内容的にはアルゼン
チン兵士側の視点っと言う意味ではちょっと変わっているが、話自体はあまり
新鮮味はないかな。 良くある戦争(戦闘)映画なんで、戦場の悲惨さや過酷さ、
不条理さなんかは伝わって来るけど。
しかし、近代の戦争(正規軍戦)とは思えないほど、過酷な環境で戦わされた
アルゼンチン兵士は、本当に悲惨であったろう。

もうちょっと違うモノを期待していたので少し残念。
まぁ、これを機会にWikiでフォークランド戦争に付いてお勉強したので、役に
はたったかな^^)。
また、なにせ敵は英軍・・・銃も装備もほぼ同じなので、白兵戦シーン(しかも夜間)
では、どっちがどっちか分からなかった…。

って事で、自分的には ☆★★★★・・・星1ヶ…かな。