丸棒横穴あけ治具の作り方 2/21           戻る。        トップページに戻る。

 丸棒に横穴をあけるのは結構めんどくさい作業ですが、回転系の物を作るにはさけて通れない分野です。普通は Vブロックとセンターポンチ を使って作業しますが、工作する丸棒が決まっていれば、専用の治具を作っておくのが一番です。


 なんでこう私は写真を撮るのが下手なんでしょう、下の写真は全て美しい金属光沢なんですが、黒っぽくなってしまいました。

 1.0ミリ アルミ板 25*120ミリ 1枚。
 6.0*25ミリ 平鉄(フラットバー)長さ120ミリ 4枚。
 6*25ミリ キャップスクリューボルト 2本 必要です。 
 真ん中に1ミリのアルミ板を挟んで5枚一緒にボルト締めします。
 真ん中あたりにポンチでくぼみを付けます。将来の為に左右にも(適当)つけました。 
 ちょっと見にくいのですが、3ミリで貫通穴をあけた後、10ミリ(今回は10ミリの丸棒加工なので)のキリであけたところです。 
 加工後一度分解します。あいだに挟んだアルミ板はもう使いません。
 完成しました。左側の方だけ一部アルミ板を挟んでいます。丸棒をくわえるときスムーズにするためです。
 使ってみました。10ミリの丸棒の横腹に 3ミリの穴をあけようとしているところです。

 ついでに 2.0 2.6ミリ もあけておきました。
 終わりました。これは【電子工作用パネルパンチャー】のT型打ち抜き棒の一部です。



 上から 方ボス治具・センター穴あけ治具・丸棒横穴あけ治具です。

 

 これで3個の治具が完成しました。これからこれらの治具とボール盤で、工作に便利ないろいろな道具を作っていきたいと思います。

 一応予定は、
  • タップ立て工具。
  • 手回しドリル。
  • コイル巻き器
  • スプリング製造器
  • 木工旋盤木材取り付け治具。
  • 切断砥石・丸鋸等の取り付け治具。
  • あらゆる大きさのプーリー。

  等々です。特にタップ立て工具と手回しドリルは、アクリル工作に最適です。又、スプリング製造器は新たな工作の世界が広がるでしょう。

 当社では、これらの組み立てキットの準備を進めています。作るのが面倒な方におすすめします。


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