都合により製造を中止します、理由はもっと簡単で良い物を考案したからです。詳細は後日。 3/15


ガイド付きネジ切りダイスとワンタッチシャフトクランプ。         戻る。
(旧シャフト万力)

 ワンタッチシャフトクランプ、モデルチェンジしました。機能は同じですが、クランプ力がアップしました。 2000.11/27

 こういう部品が簡単に作れます。
 これは、3_の真鍮丸棒をダイスを使って、ネジを切った物です。普通、このような加工は、プロの領域でしたが、つくば工房がコタツの上でOKにしてしまいました。

  (この太さなら、ペンチで簡単に切れます。)
 ガイド付きネジ切りダイスとワンタッチシャフトクランプ、あまり聞いたことがない名前だと思います。それもそのはずで、私が命名しました。
 ネジを切る工具は2種類ありまして、丸棒にネジを切るのが【ダイス】、穴の内側にネジを切るのを【タップ】と言います。それぞれ、ダイス加工する・ダイスでネジを切る、タップを立てる・タップ立て加工、などと言います。あまり一般的に使われる工具ではありません、そのわけは、加工済みの製品が、たくさん出回っているからです。ボルト・ナット・長ネジ・ビスとしてです。
 たくさん出回っているからといって、自分の工作にピッタリの物があるとは限りません、工作大好き人間として、ダイスやタップに挑戦して、自分なりのシャフトやネジを作ってみませんか。
 加工する材料ですが、3_の真鍮丸棒を使います。日曜大工センターや、デパート・金物店の材料コーナーで長さ1メートルの物が一本140円ていどで手に入ります。なかには、中空(2_の穴あき)の真鍮管もあります。(おもしろい工作が出来そうです)
 前置きが長くなりましたが、もう少し説明させてください。     (タップ加工は、別のページにて)
 真鍮丸棒にネジを切るには、まず、ダイスに丸棒の先端を食い込ませなければなりません、これが非常に難しいのです。その為普通は丸棒の先端をテーパー状にヤスリで削っておき、食い込みやすくします。ダイスをダイスハンドルに取り付けて、回しやすくします。又、丸棒の方には、切削が始まると強烈なトルク(ねじれ)が発生し、ペンチなどでは押さえきれなくなりますので、万力で固定する事になります。真鍮丸棒はキズが付きやすく、当て物(銅板とかアルミ板とか)をしないと、万力の挟みキズが付いてしまいます。
 と言うわけで、たった3_の太さの真鍮丸棒でも、慣れないと(慣れてても)面倒くさい作業なのです。

 でも、もう大丈夫
 (有)つくば工房が、【ガイド付きネジ切りダイス】と【ワンタッチシャフトクランプ】を創作致しました。

                  【ガイド付きネジ切りダイス】

 ダイスの挿入口の前に、ガイドを取り付けたことにより、挿入された丸棒は、ダイスに対して直角を維持しながら切り込まれていくので、先端をあらかじめテーパーにしておく必要がありません、したがって、丸棒をガイド穴に挿入し、ダイスを時計方向に回転させれば、何の技も使わずにらくらくとネジが切れてしまうと言うわけです。
               【ワンタッチシャフトクランプ】

 普通の万力で、丸棒を挟んだ場合の接触部分は線接触ですが、このワンタッチシャフトクランプ(3_専用)は面接触です。更に、特殊な(そんなに特殊でもないけど)リンク機構で、締め付ける力は万力の数十倍、オマケにキズも付かず挟み込む時の力もわずか、更にオートロックで手を離してもくわえたまま、解除するのもわずかな力です。


  鉄の丸棒や、ステンレス丸棒に対応しました。クランプ力は大型万力に匹敵します。(6月5日より、少し形が変わりました)
 2000.11.27 モデルチェンジしました。クランプ力は倍以上になりました。

職人の技をお茶の間で。

お値段   【ガイド付きネジ切りダイスとワンタッチシャフトクランプ】1セット 4.200円(税込み)+送料 

 使い道 
  • 好きな長さの長ネジを作る。
  • 両端にネジ山があるシャフトを作る。
 と、一言で言うとこれだけですが、電子工作でのプリント基板のタワー化や、模型工作・アクリルロボット等々、私の友人は、プラスチック棒にこれでネジを切り、ジオラマを作っています。
 このような構成になっています。値段が高いのはダイスのせいです。ごめんなさい。
 ただ何となく作ってみました。手前のハンドルを回すと向こうのギヤがまわります。ただそれだけ。

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このように挟みます。  ペンチで、ポチッと切ったままでも大丈夫。  ガイド付きネジ切りガイドをグリグリしていけば、アットいう間にネジが切れてしまいます。
 少し拡大してみました。下は中空の管です。エアー関係の工作に利用出来そうです。
 同じく、3_のビスとの比較です。

 
もう、お分かりのように、3の0.5_は、(0.5_ピッチ)は、工作の基本かもしれません、ほかの径は手に入らないと思いますから(何とかなりますけど)、とにかく3_を制覇しましょう。

 最近、素材が手に入らなくなってきたような気がします。つくば工房では、出来るだけ身近にある材料を活用した方向で、工作を考えていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。       トップページに戻る。

 ワンタッチシャフトクランプを開いたところです。