2003.11.6
〔歯車切削盤〕
ステッピングモーター周辺その一(製作4)
スプロケットと簡易片ボス加工。
2003.11.6
使う中古ステッピングモーターが決まりました。 DC24V 0.5A 1.8STEP です。6本・線が出ていますので多分こんな巻き線だと思います。
1.8ステップなので 1回転 200パルス(1相又は2相磁励の場合)です。その為前回の18Pと24Pのスプロケット製作は中止して
40P を作ることにしました。( 360°にあわせやすくするためです 72対40)
DC24V というのがちょっと引っかかりますが、1個 2500円もしたし力も強そうだし、ほかに良さそうなのないし、今使わないとオクラになりそうなのです。40Pのスプロケットを2ミリのアルミ板で簡単に作りました。モーターシャフトに固定するには「ボス」が必要です。超簡単に作っちゃいます。(今回のモーターシャフトには、なにやらヨサゲな穴等があいていますが、都合により無視します)
ちょっと暗い写真になりました。「箱入りディスクサンダー切断モード」でシャフトに縦溝を切ります。大体4ミリぐらいです。写真の様に軸が切削中回転しないように固定して行う必要があります。ダメ押しまわり止めです。(やらなくても良いのですが)
次ぎに「半割スペーサー」を作ります。無くても良いのですがあった方が断然作業しやすいです。タダの2枚の板をテープで止めて真ん中辺にモーターシャフトが入る穴をあけるだけです。
でもって差し込みます。
買っておいたアルミパイプが見あたらないのでしょうがなく「物干し竿」を 13ミリほど失敬しました。13ミリというのはたまたまあった板の厚みが 13ミリだったのです。きっちり入る円盤を作ります。中心の穴はモーターシャフトより 0.3ミリほど小さくします。
でもってたたき込みます。ゆるい場合は木工ボンドをつけて
爪楊枝をあちこちさします。(マジ)
スプロケットをはめ、3ミリぐらいのアルミ針金を溝にたたき込んで(密着させる)ネジで止めます。ここまでしなくても良いのですが、この方法なら1年は持つと思います。その後、半割スペーサーを取り除きます。
完成です。
このあいだ、近所の方から捨てる・・・という古いノートパソコンをもらいました。98NOTE SX/E です。当時は多分30万ぐらいしたでしょう、今日電源を入れてみたらちゃんと MS-DOS が起動し、一太郎 Ver5 が入っていました。ほかを覗いたら VZエディタと NECのN88日本語BASIC が入っていました。ソフトは私も製品版を持っていますのでこのまま使ってみることに(制御に)します。ステッピングモーターの制御にはベーシックが一番使いやすいような気がしますので。(直接実行文とかファンクション機能とか簡単だし)
次ぎはステッピングモーターのドライブとセントロニクス準拠のプリンタポートパラレル出力実験です。と、いいたいのですが、この分野はメチャ解説ページがありますのでそちらに譲って私の方はチョボチョボで。
2003.11.6
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