2003.8.4
〔3ミリ手回しハンドル付きドリル〕 (小学生の部)
の製作。
前に作った3ミリの〔手もみドリル〕を改造します。今回は「仮設工具」です。ちゃんとした工具の前の段階なので「仮設」というわけです。これを作ってから本格的な物に挑戦していきます。
まず3ミリぐらいのベニヤ板でドリルを保持する軸受け?を作ります。
左側のベニヤ板には3ミリの穴、右側には10.5ミリの穴をあけ、木片に釘付けします。それを右側の万力に固定します。左の万力には適当な木片を固定して、受け台にします。このままでもなんとか使えますが、更に便利になるように「手もみキリサキ」にハンドルを付けます。
適当な木片に10.5ミリの穴をあけ、スリットを作って脇から固定用の6ミリの穴をあけます。前に6ミリ及び10.5ミリの木工用手回しドリルを作ったときと同じ手法です。今回は更に回転用の取っ手(と、いってもただの釘ですが)を取り付けます。
なんだかものすごく素人っぽい外見になってしまいましたが仮設だからこれでいいのです。十分実用になります。
その証拠にこのような加工が出来ます。
これは木片に3ミリの貫通穴をあけました。直角がでています。
これが仮設工具で工具を加工しているところです。6ミリの木工用手回しドリルのハンドル部分に回転用のつまみを取り付ける為の3ミリの穴をあけているところです。
上から撮ったところです。このようにきっちり水平がでるように穴をあけるには「電気ドリル」でも失敗する事がありますが、この手回しではそのようなことはありません。
このようにだんだんと本格的な工具が出来ていき、これらを使った工作はレベルが上がること請け合いですね。
2003.8.4
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