林メカトロ工作支援室
『コーヒーブレイク』
無駄無駄無駄無駄あぁぁぁぁーっ。
首の無いニワトリの話。 2004.1.8
今から50年ぐらい前の話で恐縮です。小学3年の頃汽車で17時間の大旅行(一人)をしたことがあります。福島県郡山から岩手県宮古(花原市・ケバライチという山村です)の近くまでです。(東北本線と山田線)
夜行列車(出発は夕方近くでしたけど)で盛岡まで行き、山田線に乗り換えです。山田線と言うのは「トンネル鉄橋トンネル鉄橋」と50以上あり、車内は煤煙で真っ黒になります。(当時は蒸気機関車)
夏休みを利用しての10日間の旅、母が都合で行けなくなったための一人旅でした、(よくゆるしたなぁ)17時間もかかって親戚の農家の家に付きました。「都会モン」が来たってんで村中の歓迎を受けビックリしました。当地からすると「郡山」は大都会と思われていたみたいです。
お昼少し前(11時半頃)でしたがすぐにお昼ご飯、お米が茶碗の高さの3倍くらい(いわゆるてんこ盛り)でおみそ汁は2倍くらい盛り上がっています。具が多くて(大根とか)汁なんかほとんどないのです。そんでもっておかずはタクアンのみ、同じぐらいの年の子供が3人いましたが私だけ、じろじろ見られて実に食べずらかったです。
午後3時頃、庭で草刈鎌を持ったおばさんが「どれにするすかねーす」と言います。「えっ?」最初はなんて言ったのか分かりませんでした、どうやら庭を走り回っているニワトリをどれか選べ・・・と言っているらしい、そこで適当にこれっとか言ったら「さっ」と頭をひっつかみました。その後タマゲタ。
「今夜はごちそうだでよ見てらっしぇ」というなり、いきなり持っていた鎌でニワトリの首をスバッと切りました。首が無くなったニワトリの身体は地面に落下します。私は驚いた、「鎌の切れ味に」、家で草刈とかやったことありますが小石などをかんで刃なんかボロボロというのしか知らないので「さすが農家の鎌は違う」なんて感心しました。実はなにが起こったのかよく分からなくてそんなことを先に思ったのです。でも本当の驚きはその後でした。
なんとなんと首の無いニワトリの身体がむくっと起きあがり「タタタターッ」とかけだしたのです。5メートルは走った
!! 、それも「やや私の方に」来たので驚いたのなんの。
本当の話です。50年ぐらいたっているのに鮮明に思い出されます。カルチャーショックというやつですかねー、夕飯の鳥鍋はあんまり食べられませんでした。
小学校3年生ぐらいの時の記憶ですが、60になった今でも鮮明に思い出されます。ところで今、二足歩行ロボットを作りたくて前準備をしていますが、関節の構造を決めるに当たりあの時の記憶がどうしても影響します。つまり「各関節は全てバラバラに脳からの指令を受けて動いているのでは無い」のか?、という点です。
我が家では今3匹の猫を飼っています。(犬もいる)時々ひっつかまえてそれこそ猫かわいがりしています。最近気がついたのですが、「太股の付け根あたりをひっつかんで前後に動かすと爪のあたりは平行移動する」ということを発見しました。(大笑い、かな?)
これは製図機械(ドラフター)と同じ動きです。人間の場合はどうでしょう、自分でやってもよく分かりません、犬でやってみましたが嫌がってよく分かりませんでしたが感触は同じようです。猫のジャンプの秘密がちょっと分かったような気がしました。
そこで最初の首無しニワトリに戻りますが、ひょっとして「歩く」とか「走る」とかは「脳が指令を出さなくても筋肉まで行く神経のどこかで記憶されているのではないか」ということと「筋肉同士はある程度連動しているのではないか」という仮説を立てると何となく納得?しませんか。
この機構を取り入れると「屈伸」等は非常に簡単に実現出来そうです。(マイコン制御の必要も無い)そこで我が林メカトロ工作支援室ではこの仮説に基づき、「ある程度連結関節方式」と「半自動運動指令装置?」を内蔵した二足歩行人工関節 名付けて「リンシステム」を開発します。まっ、タダの機械仕掛け人形ですけど。(恥ずかしくてロボットなどと言えません)
2004.1.14
バルカン300。 2003.11.14
今ちょっと落ち込んでいます。(小学生でも作れる平歯車製造法に失敗、したからです)ところで「バルカン300」ってご存じですか?、知らない方は「検索」してみてください、これはロボット?だと思います。多分。
私も作りました。女房は 「あんたっ 馬鹿じゃないのー」 と言いました。
ガッシュの改造して欲しい理想体型?。
バルカン・・・というのは中学の地理の時、「バルカン半島」ってーの習った記憶があります。なにが特産だったか忘れましたけど。
ところで昔、イタリア製「マカロニウェスタン」というのが人気でした、たしか「ジャンゴ」という主人公のマカロニ西部劇です。ゲーム「ドラゴンクエスト」で勇者が死んでしまった仲間の死体が入った棺桶を引きずって荒野をさまよう・・・というシーンのずーーーっと前にジャンゴは引きずっていました。
ただし中身は死体ではなく「ガトリングガン」でした、(手動の)あれって「バルカン砲」じゃないかナーと思うのですが、どうでしょう、実は「メカニズムの辞典」の中に「バルカン高速巻上機」というのがあるのです。ついでに「差動歯車」ものっていました。調べれば調べるほど訳がわからなくなってきました。しかし「バルカン300」って、漫画の中の登場人物?ですけど何となく引きつけられる存在です。(詳しくは漫画を読んでください、金色のガッシュという漫画です)(息子のを読んだ)
マブチモーターいっぱい買いました。 2003.9.7
久しぶりに上京したので帰りに秋葉原のロボコンマガジン館に寄ってみました。お目当ての「ピニオンギア」は在庫ゼロ、ガッカリ、かわりに特価品のRE-130(だと思う)を 30個買ってきました。(写真左側)家に帰ると「現金.com」さんからFK-280SAが 100個届いていました。(写真右側)
上がFK-280SA、100個で全て込み 9030円でした、130は 1個90円で 30個消費税込み
2835円です。
(そっくり)
2003.9.7