〔センタードリル盤〕


多分市販されていません。(当たり前)
2003.10.4

 先日ゴミ出しに行ったら「掃除機」が捨ててありました。何の気無しに吸い込み口を見たらなにやら円筒形の蛇腹のような物がついてます。あの「絨毯」を叩いて埃を出す仕掛けのようです。私は今まで「吸気」で回す仕組みだと思っていたのですが、なにやら仕掛けありそう、持って帰って(女房に内緒)分解してみたらこれがビックリ。

 モーターが入っているではないですか、回路的に分解しておそるおそる100V通電したところ「気持ちよく」まわります。交流100Vで回すモーターでこんな小さいの始めて見ました。(どう見ても電圧下げてない)

 でもってこれは何かに使わなくては、で、思いついたのが今回の「センタードリル」です。こんなの作らなくても精密小型ボール盤とかあれば必要無いかもしれませんが、「専用機械」はそれなりのメリットがあります。

 とりあえずモーターが「ガタ」なく上下する機構が必要です。こんな時の為「スライドベアリング」買っておいたのですがどうしても見つかりません、仕方なく「モーターに真鍮板を張り付け、真鍮パイプを半田付け」しました。そして固定には「結束バンド」で止めました。これでいいのです。こんな物に精度云々は不要です。センタードリルを結合するカップリングは前にやった「電ドル盤・旋盤モード」で作ります。

 今日は時間がないので後日UPします。「作って良かった」本当に便利です。費用はセンタードリルがほとんどです。その他は300円ぐらいでしょうか。(真ん中の穴は遊びです。なーんかインパクトがないもんであけてみました)

 穴あけってあまり好きではなかったのですが「クセ」になりそう、< >ところでこのモーターの代わりは「ラジコンバギー」のモーター等が使えます。それなりお金かかりますけど。

今日は時間がないので後日フォローします。

2003.10.4

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2003.10.5

 一応きちんと配線した状態です。遊びであけた穴は回路の収納場所になりました。(元々考えていたわけではありません、リターンスプリングも付けましたが、気は心です)

 上下のスライド機構がわかりやすいかと思いましてUPします。4ミリの真鍮パイプの中に3ミリの真鍮丸棒を入れただけです。それを1ミリのアルミ板で固定し、上下させているだけですが、かなりの保持力です。ほとんど(と、言うか全然)ガタが感じられません、これって今流行の三次元マシンの一部に使えそう。

 付属していたマイクロスイッチを押し下げレバーのところに取り付けました。この手の装置で手元(指先)にスイッチがあるのは「なかなか」良いです。回す前に押しつけたい時ってありませんか?、完璧「コントロールしているっ」という気持ちになります。


 今回のウンチク。
 押し下げるリンク機構ですが、ガイドがあるとはいえ「軸」の中心になっている必要があります。ずれていると「平行四辺形」を形成し、学校で習った「力の・・・」になり穴あけ位置がずれますよ、(何十年もやっててやっとわかった)これは三次元マシンを作るときの重要なポイントになります。
 (たとえば旋盤とかフライス盤の構造を思い浮かべてください)


 

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