〔電ドル盤・ボール盤モード〕
電気ドリルが簡単にはずせなくなったので、
横向きボール盤としての穴あけ法です。
2003.9.17
左の電気ドリルにキリサキを付け、右側のチャックに木片を取り付けて穴をあけたい板と木片を同時にキリサキに食い込ませようとする物です。このような装置を「ボール盤」と呼ぶのはおこがましいのですが、以外と使いやすいのでUPします。実は右のアームの天辺に「押しボタンスイッチ」を取り付け、ドリルをON・OFFするようにすると、更に使いやすくなります。
又、ボール盤のようにドリルチャックの「リターンスプリング」が構造上必要ありませんので、切削の感触は
1対1で指先に感じられますのでちょっとした職人気分が味わえます。
受け台はちょっと気取ってこのような円盤を作ってみましたが、
ただの10ミリの木材(丸棒)でOKです。
左のように配置し、右のようにして穴をあけます。押しボタンを取り付ければ「電気ドリル」のように必要な時だけ回転させ、「ボール盤」のように軽く押しつけるだけで穴をあける・・・という両者の良いところだけを得る事が出来ます。(ちょっと慣れが必要ですけど)
ところで右側の「芯押し台モドキ」ですが、余分な部分を取り外したらこんなに簡単になりました。あいている穴は名残です。次ぎに作るときはもっと格好良くなるでしょう。
この部分の保持ですが、下の方真ん中のボルトです。向こう側にもあります。ちょっと見えませんが本体板には長穴があいていて、ボルトをゆるめれば左右にスライドする事が出来ます。本物の旋盤のような方法は材料に金がかかりそうなのでやめました。ボルトの操作はちょっと煩雑ですが、しっかり固定出来ます。
オマケです。10ミリの木の丸棒をノミで切削しています。これの発展形で「プーリー」とか「真円の円盤」とか「ぐい飲み・こけし」等が作れます。詳しくは〔電ドル盤・木工旋盤モード〕でやります。
2003.9.17