林メカトロ工作支援室
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【超簡単・単純さん孔機】
2005.12.23

 「最後の聖戦」のヒツギみたいですが「パンチャー」です。「さん孔機」としたのは日本語で言いたかっただけです。非常にシンプルな構造にしたので材料さえ揃えれば30分ぐらいで作れると思います。目的はA4の紙のど真ん中に 5.2ミリの穴をあけたかったのですが勿論アルミ板にもポコポコあけられます。
 材料は 垂木30センチぐらいに2本 12ミリ厚ぐらいのベニヤ少々 150ミリの釘2本(五寸釘と言う奴です) 皿ビス2本 地震対策用のフラットバー1枚(T字を買ってしまったので私はこれで) とりあえずこれだけです。

 工具類は 電気ドリル 3ミリぐらいのキリサキ 5.2ミリキリサキ(五寸釘の外径) 10ミリぐらいのキリサキ(抜きカスが落下する穴の為) 金ノコ 丸ヤスリ 金槌 20ミリぐらいの釘と木工ボンド程度です。
 
 
 地震対策用のフラットバーには、取り付け用の皿がもんである穴があいてます。適当に2個所使えるように切り取ります。(ここは汗かいてください)そして皿タッピングビスで真ん中に固定します。五寸釘は1本は先端をスパっと切り、もう一本は頭を切ってドリルにくわえ、先端を鋭く尖らせます。「穴あけガイド」になります。(適当にあけるだけならいりません)
 
 2本の垂木をピッタリ重ねてど真ん中に3ミリの貫通穴をあけます。一度には無理なので下の垂木に跡を付けて更にあけます。その後片方だけ10ミリぐらいのキリサキで穴をあけます。打ち抜きカスの落下穴です。ちょっと写真と文章が前後しました。10ミリの穴をあけてからフラットバーを取り付けます。

 フラットバーがついている方の垂木両端に切り込みを入れます。これは釘が短い物しか無かったので仕方なくです。又、フラットバーがついてない方の垂木両端に木工ボンドでベニヤ小片を張り付け、だめ押し釘を打ちます。
 (実は切り込みを入れる方を間違えたのですが、面白い味が出ました)
 
 地震対策用のフラットバーには、取り付け用の皿がもんである穴があいてます。適当に2個所使えるように切り取ります。(ここは汗かいてください)そして皿タッピングビスで真ん中に固定します。五寸釘は1本は先端をスパっと切り、もう一本は頭を切ってドリルにくわえ、先端を鋭く尖らせます。「穴あけガイド」になります。(適当にあけるだけならいりません)
 
 2本の垂木をピッタリ重ねてど真ん中に3ミリの貫通穴をあけます。一度には無理なので下の垂木に跡を付けて更にあけます。その後片方だけ10ミリぐらいのキリサキで穴をあけます。打ち抜きカスの落下穴です。ちょっと写真と文章が前後しました。10ミリの穴をあけてからフラットバーを取り付けます。

 フラットバーがついている方の垂木両端に切り込みを入れます。これは釘が短い物しか無かったので仕方なくです。又、フラットバーがついてない方の垂木両端に木工ボンドでベニヤ小片を張り付け、だめ押し釘を打ちます。
 (実は切り込みを入れる方を間違えたのですが、面白い味が出ました)
 
 上から 5.2ミリのキリサキで貫通穴をあけます。ここが今回の工作のハイライトです。木材の方が「馬鹿穴」にならないようにご注意下さい、(地震対策用の板は結構堅いので)穴あけ後、先ほどの先端をスパっと切った五寸釘を入れてみました。これで一応完成です。
 
厚紙程度ならこれで簡単に打ち抜けます。

 右が適当にあけた穴、左は「ガイドピン」を入れて十字に合わせ、打ち抜いた穴です。このようにかなり正確に穴あけ出来ます。
 さて、紙ならばストンと切った物でも穴あけ出来ますが、枚数があったりアルミ板等ですと無理なので尖らせます。Vカットでも良いのですが、今回丸ヤスリで「Uの字カット」にしてみました。(上は丸ヤスリです)
 
 打ち抜いたあと、引き抜きやすいように「握り」を付けてみました。日曜大工センターで買ってきた高ナットに穴をあけ、両端からボルトで締めてます。私は今までこれを「ドタマトンカチビット」といっていましたが、なにやら「聖なる武器」(十字架?)みたいになりました。(昔ハマった「リンクの冒険」を思い出した、あの岩だかなんだかの崖の上に刺さっている奴、16色でドット絵師)

まるで怪しげな祭壇のよう。
(木目部分に装飾を施してみようかな?)

 アルミ板を試しに打ち抜いてみました。なんだか「ファイナルファンタジー」で見たような図柄になってますが。

 隙間が12ミリほどありますのでアルミ板以外にも段ボールなんかにもあけやすいです。コマの中心穴なんかどうでしょう、その他横の方に別径の穴用・・・と、増設も簡単です。