林メカトロ工作支援室
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【絶対正確チルドレンパンチャー】
(略して絶チルパンチャー)
2005.9.29


この名前ですけど「追々」分かります。

原理簡単、作るの簡単、使うの簡単・究極のパンチャー
 皆様今日は、4日ほど出かけておりました。その間こりもせずに「薄板の正確な位置に6ミリの穴をあけるには・・・」等と考えておりました。こんな事いくらでも方法はあるのですがそこはそれ「手抜きしたい・出来るだけ簡単に・あー面倒くさいナー」とか考えていましたので。

 でもって思いついたのが上の写真、例の「ドタマトンカチビット」を使うのですが、今回は下の雌型がひと味違います。最初正確な位置に3ミリの穴をあけておきます。そしてその穴にガイド棒を差し込み、そのガイドに添わせて大径のビットを突っ込み、打ち抜きます。ビットの先端中央にはガイドの通る穴をあけておきます。
 左がガイド部、中央が雌型、右が打ち抜きビットです。このビットは漫画「ドラゴンクエスト・ダイの大冒険」の中の武器屋で確か 150ゴールドで売っていた武器・「ドタマトンカチ」からヒントを得ました。とても使いよいです。
この治具の作り方の前に使い方をご説明します。

まずあけたい位置に3ミリの穴をあけます。勿論正確な位置に。

  
 まず「ガイド部」と「雌型」を重ねておきます。そして中央のガイド部に先ほどの板を重ねて通します。更にドタマトンカチビットを差し込みます。
  
 ビットを出来るだけ垂直に保持しながら打撃を加えます。そしてここからが【売り】なんですが、打撃を加えて貫通すると中央の写真のように離れます。(当たり前ですが)その為「ビットを楽々はずせます」、これはこの手の工具では劇的な事です。(私の主観ですが)
 
打ち抜きカスはこのように雌型の中に残りますので棒などで取り除きます。

 
きれいに打ち抜けました。カスも平ワッシャとして使えそうです。

  
ところでこのように曲げてしまったところでも問題なく打ち抜けます。

今回の工作で一番問題なのはこのビットの先端の穴(3ミリ)だと思います。正確にセンターにあいてないと具合が悪いので普通は旋盤作業です。でもボール盤があれば簡単ですし電気ドリルでもコツさえつかめれば出来ます。その辺のところはのちほど。



 なんか凄いのを考案したように思っていたのですが、よく考えてみたらごくごく当たり前のことなので「恥ずかしく」なってしまいました。一応UPします。
















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