単体でグラインダーモード
箱入りディスクサンダー単体でグラインダーのように使います。グラインダーは砥石を専用の物しか取り付けられませんが、サンダーなら色々な砥石が売られています。速度を調整しながら使えば色々な物や変わった研磨法が可能になります。
林メカトロ工作支援室
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グラインダーモード
単体でグラインダーとして使う
単体で使用します。多羽根ディスクの60番を取り付けています。布ヤスリの60番なんていったらゴツゴツしているヤスリですが、このように回転系に取り付けるとあたかも「240番」でヤスリ掛けしたような仕上がりが得られます。回転速度は3000回転以下に落とします。電熱器か電気ストーブを直列につなぐかシリコンダイオードで半波整流、又はでっかい(最低でも10A)トランスまたはバッテリー 24V・36V・48Vとかお試し下さい、なんなら単一乾電池26個以上直列というのも面白いです。くれぐれも直接家庭用コンセント 100Vで使うのは止めた方が良いです。 秋月で 30Aまでの「調光器」が400円ぐらいで売られています。放熱板付ければ完璧ですね、この際1台作っておくのも良いかも。 防塵眼鏡・防塵マスク・薄手の皮手袋等を着装し、近くに人や動物がいない状況で使用してください、可燃物のそばで使用する・・・ということが無いようにお願いいたします。回転方向は十分確認して下さい、もう一度書きますが「飛散物」で目を怪我しないように十分に十分に注意してください。 本当はサンダーなんて使いたく無いのですが、電動工具を目的に合わせて何台も買うのはばからしいし場所もお金も無駄です。仕方なく使うのでそこのところをよろしくお願いいたします。 |
パイプや丸棒を普通に切断するとコバが曲がることがあります。そこでこのようにドリルチャックに挟んで互いを回転させ、研磨すれば「旋盤仕上げ」に近づけることが出来ます。 |
同じく斜めにすれば先端を尖らせたり出来ます。
多羽根ディスケットを取り外し、切断砥石を取り付けます。このサンダーに取り付ける切断砥石は今までは厚さ2ミリの物しかありませんでした、(直径は 100ミリ)最近厚さ1ミリの物が売られているのを発見しました。職人の間では1ミリの物はすぐすり切れる(摩耗)とあまり評判は良くありませんが、現場で滅茶苦茶切断なんてしないホビーにとってはこの1ミリの物はすばらしいです。是非探し出して使ってください。 |
キリサキを研磨出来ます。
キリサキが切れなくなる95%ぐらいまでは矢印の部分の欠損です。この部分が欠けてしまったらもうおしまいです。研磨すればまた使えるようになる・・・というのは「一時的」と思うしかありません、理由は2つあります。1つは「研磨職人でもない我々が硬度を落とさずに研磨するのは難しい」ということと「必然的にチゼルポイントが増大し、キリサキとしての能力が極端に落ちる」というところにあります。勿論それなりに寿命は少し伸びますけど。 |
ま、研ぐのでしたら矢印の「外周ライン」の姿を よーーーっく眺めて頭にイメージしてください、なぜこのようなラインになるか分かれば(左下がり)研ぐのも一興。 ちなみに私は4ミリ以下だったらさっさと交換し、ダメになった奴は別の物に転用しています。4ミリ以下を自分で研いだ物では正確な位置に穴があかないことがあります。(研いだ刃のバラツキ) |
2005.7.2