林メカトロ工作支援室 二足歩行ロボットを低価格でつくるぞっ。 戻る
「リン式ローラーベアリング」
2004.3.1
この円盤は厚さ10ミリ程度のベニヤ板を直径80ミリほどに切り抜き、中心に直径18ミリの穴をあけた物です。この寸法は6ミリの丸棒とか色々あったので選びました。前回はいきなり失敗でした、6ミリの丸棒を6個切り出し、軸と一緒に18ミリの穴にはめ込んだところ、ビクともしませんでした、考えてみたら当たり前、お互いのローラーと軸と外周がそれぞれ「競合」していました。
そこで色々考えまして一個ローラーを減らし、お互いが適度な間隔に保持(市販品と同じ方法)出来る治具というか部品を考案しました。(半田付けで)しかしこんなの面白くないっ、市販品と同じなんて、そこで風邪の熱にうなされながら考案したのが次の方法です。
つまりですね、3個(今回の場合)のローラーは直径6ミリのまま、残りの3個を(しつこく言いますが今回の場合)少し6ミリより細くする・・・作戦です。どうなるかと言いますと、この構造により「全てのローラーや軸」が必然的に「ある運動」をするのです。これは風邪ひきの中確認しましたので間違いありません、説明しても良いけど頭がボーっとしてるので勘弁です。(穴のあいてるのが6ミリの真鍮パイプで、他は長ネジと6ミリの軸です。見事に軽快に回ります)
6ミリの長ネジを測定したら 約5.8ミリ でしたので丁度良いです。この構造は2ミリとか3ミリでやるとかなりカッコイイと思います。自作の「ロットエンド」構造にも良いと思います。
木造の円盤に「ベアリング」なんて・・・と思うでしょうが、木造だからこそ必要だと思います。世の中凄い作品ばかりだけれど 私は頑張る。
(矢車剣之助って知ってる?、すんごい歯車漫画)