林メカトロ工作支援室
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【カクカク リンサーボ2号機】
2005.10.15

1号機をWモーターにする
 1号機も結構パワーがあります。しかし股の筋肉用にはちょっと物足りない気がします。パワーを増やすには色々な方法がありますが、ここは一発単純にモーターを2個にしてみます。それで足りなければトリプル?、クオート?、半ダース、星形エンジン・・・零戦の発動機小さくていっぱいと大きくてでかいけど1個、どちらが徳でしょう。
   
 もう見本があるので細部をちょっと変えるだけでチャチャッとやっちゃいます。コの字曲げなので工作ベース300でなくとも曲げられます。
  
 チェーンの長さを決めます。今回ちょっときついような気がしたのですが、写真中央のようにやっぱりだるみが出ました。右はモーター軸に3ミリの銅パイプをハンダ付けして軸を延長しているところです。
 
 網戸の押さえゴムで輪ゴムの外れ止めを作りました。円錐にしてV溝にし、輪ゴムのグリップを良くしています。右は輪ゴムを掛けたところです。丁度良いのがなくてすこしゆるめです。
  
重さは 125グラム。
 モーター同士を並列配線して完成、(リミットスイッチはまだです)試運転、「すっげーーー」定格の 75%の 9Vで回しました。まず音が静か、モーターの回転音しかしません、回転数は大体1秒間に4回転ぐらい、出力軸をペンチではさんだら止められず3ミリの長ネジがペンチで削れてしまった、輪ゴムはたいしてピンと張ってないのにV溝の効果が出たようです。(これはひょっとするとナットだけでは持たないかも、ボスとか必要になるかも?)

 余裕がありそうなので、回転数を5倍ぐらいに早くしても(モーター軸プーリーを大きくする)良さそうです。1秒間20回転になれば1ミリ送りなら1秒間20ミリ、十分ですね、もしパワーが足りなければもう1台増やせば良いし。(これが 売り です)
 (スピードコントロールはひとまずおいときます。とにかく力強く回ってもらわねば)
 
 もっともその前にデザインというか部品配置の見直しをしないとスタイルよく出来ない・・・という問題が。
遊星フニフニならスッキリ出来るのですがCNCが無いとどうにもやる気が失せて。
(網戸の押さえゴムの限界を知ってしまったから)